【西条昇の浅草レヴュー・コレクション】昭和11年の浅草・金龍館での松竹フォーリーのチラシ | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

手元にある、昭和11年(1936)6月末~の浅草・金龍館での「松竹フォーリー 田谷力三一座」旗揚げ公演のチラシ。
座長の田谷力三はオペラ館「ヤパン・モカル」から松竹に引き抜かれ、大正の浅草オペラ全盛期に活躍した金龍館の舞台に帰ってきた。
しかし、不入りから2ヶ月で解散し、田谷は松竹の「笑の王国」に合流。
田谷に変わってオペラの座長に昇格したのがシミキンこと清水金一だった。