【西条昇の浅草芸能日記】浅草ロック座1月公演へ | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

昨日は、喫茶ブラジル~浅草歌舞伎の昼の部観劇~西参道の宮戸川からの女性4名を率いて浅草ロック座の1月公演「舞 Mai」へ。
かつて浅草ロック座の1月は現・名誉会長の齋藤智恵子氏によるプロデュース公演だったが、今年は元・浅草ロック座トップスターの雅麗華さんが演出・構成・プロデュースを担当しており、和モノのテイストを中心にロック座の王道的なショーを継承する内容になっている。
7日まで1景前に行われている出演者全員による口上も、新春気分を盛り上げてくれる。
4景の93年デビューの大ベテランの沙羅嬢の洋舞は〈ザ・ロック座〉という印象。
5景のローザンヌ国際バレエコンクールのセミファイナリストのみおり舞嬢が4名のダンサーによる和太鼓の音だけでバレエのテクを披露する場面は、芸能と芸術の融合という印象でワクワクさせられた。
7景の南まゆ嬢による和モノのステージには、現役の頃の雅麗華さんの姿が重なって見えた。
ロック座初体験の感動冷めやらぬ女性陣と近くの魚民に移動し、サワー飲みつつ、ハマチ刺しや馬刺しや海鮮サラダなどを。