【西条昇の浅草芸能日記】浅草六区の大道芸とオープンカフェの試み | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

週末の浅草六区は、あちこちで大道芸が行われている。
もともと、浅草の奥山は、松井源水の独楽回しや長井兵助の居合い抜きをはじめとする大道芸や見世物小屋で賑わっており、明治に入って、奥山の小屋が六区に移動して興行街が誕生した経緯がある。
先日から、週末の浅草六区ブロードウェイ商店街では「興行街」復活を目指し、国家戦略特区認定へ向けた社会実験としてオープンカフェの試みも行われた。
浅草六区が再び、本当の意味での興行街となることを願っている。