【西条昇の浅草芸能コレクション】昭和14年の浅草・国際劇場での松竹少女歌劇の公演パンフ | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

手元にある、昭和14年1月の浅草・国際劇場での松竹少女歌劇の新春公演のパンフ。
第一部  武士道日本「忠臣蔵」、第二部  建設日本「大陸行進曲」、第三部  躍進日本「防共の誓」という内容を受けて、表紙には吉良邸や、日本と防共協定を結ぶ国々の国旗などが描かれている。
国際劇場は昭和19年に一度閉鎖されて風船爆弾の製造工場となり、松竹少女歌劇団も慰問を目的とした松竹芸能本部女子挺身隊に改められた。