10月25日、十夜法要・みかえり如来会を勤めました。
ご参詣の皆様にご本尊とみかえり阿弥陀如来にお参りをしていただき、ご先祖様の供養のお勤めをしました。

お勤めの後の法話では、仏像の表情についてお話ししました。
多くの場合、仏像にははっきりとした表情がありません。何となく微笑んでいる程度です。
しかし私達が様々な思いをもって仏像を拝む時、不思議と仏像はそれに応えるかのような表情に見えます。
仏様はいつもも私達の心に応えてくれます。 仏像は無表情なようですが、そこにはあらゆる感情があります。
怒りも悲しみも喜びも、全ての心に仏様は答えてくれます。
無表情なはずの仏像に表情が見えた時、私達の心は仏様と一つになるのです。