三月二十五日に春彼岸法要を勤めました。
彼岸の日は真西へと沈みます。そこには西方極楽浄土があり、先に亡くなられた方たちがいらっしゃいます。浄土で私達を待つご先祖様を供養し、いずれ私達も浄土へ往生することを願いながらお勤めさせていただきました。

彼岸法要終了後、昨年十月に逝去された垣見秀心前住職の追善供養を勤めました。
秀心上人は昭和六十年五月に極楽寺住職に就任、平成十年に本堂を改築し、翌十一年三月に落慶法要を営まれました。その後も極楽寺の興隆に励み、平成二十四年七月に住職を勇退されました。
追善法要ではお参りされた皆様と共にお経を唱和して遺徳を偲びました。
秀心上人から受け継いだこのお寺を守るべく、これからも精進致します。どうか浄土より見守っていて下さい。