6月下旬、初めてお庫裡さんが多く集まる研修会に参加しました。これは、教師補講習会というもので、総本山禅林寺(京都の永観堂)に全国から集まりました。

最初に剃度式(ていどしき)がありました。剃度式とは、仏門に入ることです。
今までのことを振り返って懺悔し、これからは誠実に生きることを誓います。
お清めをしていただいた後、法主様から剃髪(ていはつ)を受けます。剃髪と言っても、本当に髪を剃るわけではありません。その後、袈裟と取名(とりな)をいただきます。取名とは、戒名をいただくことです。
これは、わずか10分くらいの出来事ですが、厳粛な雰囲気で緊張しました。
ただ、取名をいただいたときは、お庫裡として一段上がれたように感じ、熱いものが沸き上がりました。

講習会では、法主様からのお話や念仏の唱え方、仏教の歴史、海外でも活躍されている医師のお話、人権学習と様々な内容を2日間で学びました。

懇親会では、皆さんと話す機会があったのですが、もっとお話を楽しみたかったです。
次回は、もっと皆さんとお話をしてみたいです。

懇親会の最後に、くじで法主様が書かれた色紙が当たりました。

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これは「慈しみの心で他の人に向かう」という意味です。
難しいことですが、日々意識していきたいです。

今回の研修会を受けて、来年もまた参加したくなりました。