父 この世とあの世をさまよい中。⁡
もうちょっとだけいられるよ。⁡

ホントはね、まだ生きたかったよね。⁡


84年間だったね。



検査、検査で判明したのは⁡
肺小細胞癌⁡
もって3ヶ月。⁡

進行が早く手の打ちようがない病気。⁡

父の希望のまま、抗がん剤治療すれど改善には向かわず。⁡


(そもそもが無理だったのですが…)


コロナ禍の今は入院すると、全く会えなくなります。⁡

やっぱり頑張って頑張って建てた家に帰ろう!⁡


「ここにはおろごちゃなかー。⁡
かえろごじゃー。」⁡


最後の10日ほどは自宅療養にしました。⁡

声はだんだんかすれ、やっとの思いで話す。⁡

はじめのうちはテーブルでご飯を食べられたけど、だんだん、水すらも喉を通らず、点滴で持ちこたえてました。⁡

部屋の温度20度くらいなのに⁡、
手足はものすごく冷たいのに⁡、
「ぬっかー、クーラーをいれてー」⁡

暑いからクーラーを…⁡

からだの中では細胞が破壊され熱をもち暑かったんでしょうね。⁡

今思えば、きっと

そうだったんだなーって思うところ。



14日、午前3時、母の電話で来てみると、つめたーくなってました。⁡

私は、この状況はじめてでした。⁡
人間の命のあっけなさに呆然。⁡

しかし、そこで、ゆっくりする間なんてありません。⁡

なんだかね、涙する時間もないの。⁡

今、振り返る余裕がでてきましたよ。⁡




⁡日々を大切に過ごそうと思ってるところです。



⁡では、また、いらしてください。

ありがとうござきました。、