2025「阪神・淡路大震災犠牲者追悼会ーあれから30年ー」をお勤めし、100名以上の多くの方にご参拝していただきました。
本年は、震災発生から30年という節目の年です。震災を経験した方々は色々な思いを持って参拝していただいたことでありましょう。また、震災を経験していない若い世代やお子さまにも多数お参りしていただいたことが大変ありがたく思いました。
今回より新たなドラム缶の鐘をついていただきました。今までの音色と少し違う音色を聞いていただいたことでしょう。これからは、この新しい鐘で震災の記憶といのちの尊さを伝えていきたいと思います。
高島崚輔芦屋市長も大変お忙しい中、市の行事の前にお立ち寄りいただき、追悼の鐘をついていただきました。誠にありがとうございました。
また、この度は和太鼓松村組さんに特別ライブを行っていただきました。震災復興のメッセージを伝えることから発足した松村組さんのライブはとても聞き応えがあり、心が揺さぶられる白熱の公演でした。
行事後には、皆様に炊き出しの豚汁を振る舞わせていただきました。
この度の節目の年に、多くの方にご参拝いただきましたこと、心より御礼申しあげます。震災を経験した方はだんだん少なくなってきますが、経験をしていても、していなくても伝えていくことはできます。お寺として、今いただいている命に尊く感謝をするこの追悼会を今後も続けていきたいと思います。
本会には、あしやフェニックス基金様の助成、真宗大谷派ボランティア委員会ネットワーク朋様、浜屋株式会社様から協賛懇志をいただきましたこと、ご報告させていただきます。ご参拝いただきました方、お手伝いいただきました方、大変寒い中ありがとうございました。
西法寺@芦屋