京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都・嵐山近くで、四季の移ろいを愛でながら茶の湯を楽しんでいる侘び茶人・ 笹峯宗桓のブログです。400年以上の歴史を持つ鹿児島示現流兵法の門友として、鍛練に励んでもおります。

今日も朝一番に庭の植物に散水。

大きな麦わら帽子を被って、リュックを背負い、

いつもの京都・桂川沿いのウオーキングコース

を歩く。陽射しが強い。

連日、短いズボンでウオーキングしていたので、

脚の日焼け(ソックス跡)は御覧のとおり。

京都・桂離宮畔の「中村軒」に立寄って、

今日は「くず桜」を購入。

桂離宮を一周した後、郵便局とスーパーへ。

大汗をかいて帰宅し、シャワーを浴びて、一休み。

抹茶を数服いただいた。

今日もそうであったが、

故郷で入院生活を送っている弟に係わる故郷の諸手続

き等に手がかかるが、肉親は私しか存命していない

ので、生きている間は頑張って後見しようと思う。

 

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しかし、良く考えてみると、私は、上京以来、半世紀

の京都の方が住み慣れているので、居るだけの余所者。

既に見るべきものは見たし、聞くべきものも聞いた。

元同僚や仲間や恩師や御縁のあった方々等も、

次々と居られなくなって来ているうえに、

デズニーランド化している京都では商業主義の嵐が

吹いていて、どんどん本来の風情は失われている。

そんな町に、果たして、ポツンと一人で生きる意義が

あるのだろうか? いっそ、京都から故郷へ引き揚げ

た方が良いのではないのか?<現在、自問自答中>

 

お稽古を休止中の教室の再開を、お弟子さん達から

強く求められているし、茶道の大先輩は御高齢で、

現在、手術・入院されているので、簡単に結論は出せ

ないだろうが、いずれは大きな一歩を踏み出さざるを

得ないだろう。それまでの間に、あの世に行けたら、

それも風流かも。

(了)