昨日あげた『化物語OPツアー』のギターアレンジについてお話したいと思います!
話が持ち上がったのは…一ヶ月以上前でした。
そこから各キャラのOPがあがる度に団長さんとやり取りしながら順次録音を進めていきました!
今回のアレンジのテーマは…
・歌は殺さず、活かすギターアレンジ(いわゆる原曲レイプはしない)
・だけど完全にオケに馴染ますわけじゃなく、ギターの魅力が伝わるような音色やアレンジ。
・原曲のオケにギターをプラスするなら…という感覚でアレンジ
・ライブで弾けるアレンジ(モノラルトラック一本)
基本はこんな感じでしょうか。
まずはひたぎ。
この曲は爽やかな印象が強く、また歌声も綺麗だったのでそこは壊したくないなと思いました。
一曲目という事もあり、序章をイメージしてゆるやかに曲に入っていく感じにしました!
Bメロでワウ+ディレイのフィルターフレーズ、サビはオクターブ奏法です!
次はまよい。
この曲はイントロのシンセが非常に印象的ですよね。
なのでそのメロディーを活かしつつハモるような形のリフを作りました!
Aメロの単音リフ、これもメロと絡むように弾きました!
躍動感が出るように静と動の切り替えを明確に出しました。
Bメロはアルペ、サビはコードストロークです!
次はするが。
この曲は曲調が普通すぎて難しかった><;
疾走感を出す為に前のめりに弾いてみました。
オクターブ奏法をふんだんに使ってみました!
次はなでこ。
原曲を初めて聴いたとき、パッと浮かんだのは単音カッティングとクリーンのカッティングでした。
だからそのアイデアはさくっと捨ててアコギでのアレンジに変えました!
この曲に限ったことではないですが、これは個性的なアレンジをする上でとても重要なことで、
世の中は俺も含め凡才である人がほとんどな訳です。
そんな俺がまず初めにイメージしたものというのは、高確率で他人も同じような事を考え付きます。
だからあえてそこははずし、いいものが出るまで自分を追い込む…
そうする事で自分の新たな可能性が広がっていきますし、曲へのアプローチの幅も広がっていきます!
個性を重視したい方は是非お試しください!
凡才であるという事は、考え方次第で武器になります!
あとはひたすら追い込み、追い込み…出るまで追い込む…
この曲は事前に、団長さんが引き立つ様にとお互い決めてアレンジしました!
だから団長さんってば撫子を物凄い勢いで弄り回しております!
俺はそこを踏まえつつもAメロではテンポアップしたように聴こえるストロークや最後のメロの歌メロに絡むアルペジオ等、ギターの存在感は出してやろうと弾いてみました。
こんな感じでしょうか。
視覚的にも色々盛り込みました><
どうぞ末永く楽しんでもらえんことを切に願っております(・∀・)