こんにちは、マッケンジーです。
本日は地元小田原市で災害ボランティア活動をしてまいりました。


ここのところ、防災イベントなどの資料作りがメインになってしまっていて、他のメンバーに現場を任せていただけに、本日参加して心地良い汗をかけたのでとても良かったです。



本日の参加メンバーは、クッキングスキルのナァちゃん、ドライバースキルのナホッち、介護福祉士のロッキーと私マッケンジーの4名です。


さて、今日のボランティア活動は台風19号による河川の災害ゴミの除去を行なってきました。



多くは、個人の家や田畑などの災害ゴミがクローズアップされがちですが、実は自然界にこの災害ゴミは大きな影響を与えています。

特にプラスチックゴミの被害はとても深刻であります。


プラスチックはもともとが自然界に無いものなので、自然に土中などで分解されず、ずっとその場に残り続けます。

そして、河川にあるプラスチックゴミはやがて海洋に流されてしまいます。

みなさんこんなニュースを聞いた事はありませんか?
「死んだ鯨の胃袋から大量のプラスチックゴミが出てくる…」


昨年の2019年11月、英スコットランド、ハリス島の砂浜で死んでいるのが発見された若いマッコウクジラ。
解剖の結果、胃から100キロものごみの塊が見つかったそうです。

こうしたプラスチックが小さな命を奪うだけでなく、海洋汚染や生態系にも大きな影響を及ぼします。

それならばと、DARSTで小田原市の河口に多くのプラスチックゴミがあると聞き、ボランティア活動をしている方と連絡を取り参加させていただきました。

朝、簡単なミーティングを受けて活動開始です!


多くの流木の間に、様々なプラスチックゴミや不燃物があります。


写真で写っている白い塊、これが発泡スチロールが砕けたプラスチックゴミです。

無数にあります。

その他にも、ペットボトルや瓶など様々です。

メンバー一丸となって拾っていきます。
力のある男性メンバーは、水をたっぷり吸って重くなった流木を除去してゴミを発掘していきます。


今回、あらかじめメンバーに用意してもらった火鋏。


そう、バーベキューなどで炭をつかむ道具です。
これがとても役に立ちました。

このアイデアも、箱根で災害ボランティアをした経験からくるものです。

ガラスの破片などが山積している災害ゴミを素手でつかむのは大変危険であります。


この火鋏を使う事で安全に作業が行えます。

みんなで協力して多くのプラスチックゴミや不燃物を拾う事が出来ました。


まだまだ全てを除去する事は出来ず、また参加できるときにはチームで参加したいと思います。

今日、一緒に参加されたボランティアさんが、チームの事をブログでご紹介してくれました。

小田原つれづれ


ありがたいですね!
こうして繋がっていく輪というのは、本当に貴重な事だと思います。

災害ボランティア活動は様々なニーズがあります。
私たちはニーズを選ばず、なるべく被災地、被災者の皆さんに寄り添った活動が出来ればと思います!

参加されたメンバーお疲れ様でした!