2024年度 指導救命士所属研修
南国市消防本部の指導救命士による所属研修を
高知大学医学部 スキルスラボで行いました
訓練前の準備風景
開会のあいさつを
宮内教授から
臨床実習中の医学科5年生と6年生も参加しました
指導救命士による所属研修は
救急隊による現場での活動をシミュレートした訓練で
救急救命士や救急隊員の活動を評価します。
訓練は、シナリオがありますが実施者には内容が
ふせられています。
救急救命士としての知識と技術
そして、救急隊としてのチームワークが問われます
想定付与者(指導救命士)が訓練の内容を伝えています。
そして、訓練開始です。
この症例は、急に人が倒れたという想定で
通報者が心肺蘇生法を実施しています。
関係者役で5年生の学生が参加しました
救急車内に入ったシーンです。
救急救命士による静脈路確保が実施されています。
この症例は、心肺停止症例でしたので
除細動器の使用やアドレナリン投与などの
処置を行いました
病院に到着して医師(医師役は6年生)に
引継ぎを行っています
6年生も、救急救命士から引継ぎを受けて
良い経験ができたと思います
1症例終了しての検討会です
活動した内容の確認など建設的な意見交換を行います
医学的な部分は宮内教授と西松先生が担当してくれました。
休憩をはさんで、2症例目です・・・
今回は、交通事故の症例です
患者役は、救急隊員が演じています。
関係者は5年生です
高リスク外傷で、かつ、骨盤骨折があったため
スクープストレッチャーを使用した
SMR(脊柱運動抑制)を実施して
頚椎・脊椎を保護しました
病院について、医師(6年生)に引継ぎを実施
そして、症例検討会を行いました。
6年生から、今回使用したスクープストレッチャーと
バックボードの違いについてなどの質問もありました
実際に体験もしていただきました
まったく、身動きがとれないようです。
記念撮影を行って、指導救命士による所属研修を
終了しました。
この研修は、南国市消防署で行っていましたが
今後も病院スタッフや学生さんの経験にもなるので
引き続き当院で実施できると良いなと思います
訓練に参加された皆さん
お疲れさまでした
By む