ブログにするのがずいぶん遅くなってしまいましたが…

 

3/18(金)猿山で雪割草を愛でた後は門前にあるお蕎麦の『能登 手仕事屋』さんへ

すぐそばに總持寺祖院があります

 

訪れたのは何年ぶりだろう?

 

平日とコロナ禍で最初は私たちだけでした(途中で地元の方が来られてました)

てんぷらと

 

わたしは生蕎麦(十割)

 

娘は二八蕎麦を頂きました
お蕎麦はもちろんですが添えられていたお豆腐がおいしくて…
 
後日、会社のH女史もご両親と訪れてくれて、お豆腐をお土産に買って帰ったのだと言ってました
 
その後は和倉温泉にある青林寺さんへ
曹洞宗の寺院です
この日はこちらで坐禅体験をしました
坐禅か写経が出来たのですが「字を書きたくない!」という私のわがままに娘が付き合ってくれました

 

 

こちらが玄関です

予約をしてあったので副住職さんが丁寧に迎え出てくださり

本堂で人生初めて坐禅なるものを経験しました

 

禅の3つの基本『調身・調息・調心』

調身とは身を調える(ととのえる)こと、調息とは呼吸を調えること、調心とは心(精神)を調えること

とってもいい言葉だな…

曹洞宗の坐禅は『只管打坐』と言ってただひたすらに坐るということだとのお話を聞き

邪念を取り払い呼吸のことだけを考えとにかく坐ることにのみ集中しました

 

実際の坐禅は40分だそうですが私たちは体験だったので20分…

長く感じるか短く感じるかは人それぞれ…

ただ靴下を脱いでいたので足が冷たくなってしまいましたがとってもいい時間となりました

 

坐禅の後 御便殿(客殿)に案内していただきました

御便殿とは皇族が休憩するために使った休憩所のこと

青林寺さんにあるものは大正天皇が皇太子時代和倉温泉に行幸されたときに建てられたもの

仮の建物なので建てられてもすぐに取り壊してしまうのが通例だったようですが、いまも現存する数少ない御便殿の1つ

元々は違う場所にあったようですがこちらに移築されたようです

 
秋田杉が敷かれた縁

 
檜造りの天井の細工も素敵です
 
御簾の奥のお部屋には大正天皇が使われたという絹の座布団がありました
品物がいいので虫食いもないのだとか
いろいろ興味深いお話を聞かせていただきました
 

この御便殿、実はSNSでリフレクション写真が写せることで有名になってるんです

実際の色調はこんな感じなんですが

 

色調を変えるとこんな風になります
素敵じゃないですか?
この日も若い女性たちが私よりもっと素敵な写真を写しに訪れてました

 
青林寺さんについてはこちらからご確認ください
 
旅の最後はやっぱり温泉
和倉温泉の総湯にゆっくり浸かってきました

コロナが落ち着いたらぜひ、能登に足をお運びください

忘れかけているゆっくりとした時間が今も流れています