今回の三連休で唯一の山行

初めは百名山でまだ未踏の皇海山へ行こうか?と…

 

最近この時期は紅葉が綺麗な東北へ出かけているので

やっぱりそこそこの紅葉見たいよね~

相棒とお互いに思い当たる山を出し合った結果

『谷川岳』を西黒尾根から登る!で意見が一致

 

『谷川岳 西黒尾根』は日本三大急登の1つ

残りは『甲斐駒ケ岳 黒戸尾根』と『烏帽子岳 ブナ立尾根』

いずれも登ったことがありません

ちなみに北アルプス三大急登は前述の『ブナ立尾根』と

『剱岳 早月尾根』『燕岳 合戦尾根』です

早月尾根と合戦尾根には登ったことがあります


今回の西黒尾根には鎖場もあるとのこと

久しぶりにワクワクドキドキです

 

期待を胸に夜中の3時に金沢を出発

北陸道で上越まで行き一旦一般道に下りて

越後湯沢から関越道で水上まで

7時過ぎに谷川岳ロープウェイ乗り場の駐車場に到着

 

 

 

関越道の谷川岳SAもそうだったのですが地面が濡れている…

昨日も今日もお天気いいんじゃなかったの?

 

きっと晴れてくれる☀

そう信じて西黒尾根登山口へ向かうことにしました

一ノ倉沢方面へGO!

 

この日も朝から多くの人を乗せてゴンドラロープウェイは

天神平に向かってガスの中を突っ切って行きます

私たちはそのロープウェイを横目に見ながら林道を歩いて行きます

 

『西黒尾根』の文字がないのでちょっと心配になりますが…

 

「谷川岳登山指導センター」の前を通過

登山届の提出や水を汲むこともできます

奥にゲートが見えていますが更にもうしばらく林道を行くと

 

 

ここが『西黒尾根』の登山口

先行者がいきなりの急登を登り始めてる💦💦💦

標高750m トマの耳の標高が1963m(オキの耳は1977m)なので

ここから標高差約1200m 山頂までは3.7km 平均斜度は32.4%です

 

ぶっ飛ばし過ぎないように…と思いながらもグイグイ登ると

 

送電線鉄塔下に出ます

このルートに慣れてる方はここで衣服の調整などをしていました

 

ガスの中をよいしょよいしょと登ります

あっという間にこの日も汗だく…

風は通らない 湿度も高い

 

若い二人組にサクッと追い越されました

 

時々ゆったりと進む登山道

ホッとする一瞬♬

 

だんだん周りの木々も色づき始めてきました

 

土合まで下りで1時間の標識のところまでやってきました

『西黒尾根』の登山口から45分

ここまでは順調順調

 

そのあとも色づく森の中を進んでいきます

 

 

少し空が明るくなってきたぞ

このままお願い晴れて~

 

黄色の中に赤もあるよ

ってオオカメノキが言ってます

 

随分高いところにリボンが付いてるね

 

またまた現れたゴーロ帯

再びよいしょよいしょと登ると…

 

ぬぬぬ

なんだか世界が変わりそうな予感⤴

 

登り始めて1時間半

遂に稜線に出ました

 

でも展望は…全くなし

相棒には悪いけど「またやっちゃったかな?」

 

ここから先は岩場になるはずなのでストックを片付けます

 

ギアを入れ替えて出発!

 

黄葉した木の先に見えたのは

 

さっそく1つ目の鎖場

 

久しぶりの岩場にワクワクドキドキ

 

先行者を撮影しているところを撮影されてました

 

この辺りから真っ赤に紅葉したツツジが目を楽しませてくれます

 

ところどころ紅葉してるのがわかります

あーーーぁ 晴れてくれないかなぁ~

 

 

 

咲き残っていたウメバチソウとリンドウ

 

2つ目の鎖場

先行者がどこを通っているかを確認し

自分もどこに足を置くかを考えながら登って行きます

 

 

越えてきた岩場も綺麗に紅葉🍁

 

そしてまたまた現れる鎖場

 

またまたよいしょっと登り切ると…

 

うわぁぁぁぁ

雲が切れて谷川岳が見えてるよ♪

たぶん嬉しくて10㎝くらい飛び上がったと思います

 

で またその様子を撮影されてました(笑)

 

大好きなイワショウブの紅葉には元気をもらう

ありがと!頑張るね

 

そして『ラクダの背』からは

 

こんな素敵な一瞬を見ることが出来ました

この日一番感動した瞬間です

 

振り返れば朝日岳や笠ヶ岳

青空も随分広がってきました

 

太陽が当たり始めて紅葉が輝き始めた✨

我慢の登山から期待の登山へ…

『西黒尾根』はこのあとどんな景色を見せてくれるのでしょうか…