11月4日(土)
山梨県台ケ原の宿にて目覚める、
朝からかなり寒いのですが、宿の方が言うには「今年は相当暖かい」との事、
今年の夏は死ぬほど暑かったので、今年の冬は暖かい日が続くのかな?と勝手に期待してましたが、
そういうものでもないらしい
何て取りとめのない事を思いながらも本日の朝食
朝からムッチャ豪華です
「つるや旅館」さん、本当にありがとうございました
昨日、宿に着いた時点では完全に日が暮れていたので、街並みがよく分からなかったのですが、
なるほど、なかなか良い感じの街並みを走ってきてたみたいですね
そもそも「つるや旅館」さん自体が“甲州街道 台ケ原宿”の宿場町の中にあるものですから、出発して、即、宿場町の見学をさせて頂きます
この辺りって、結構古い街並みが残ってるんですよね
「甲州街道台ケ原宿」の石碑を発見
そのすぐ横にあるのは「日本の道百選」の石碑
これだけ雰囲気あれば、そりゃあ選ばれますよ
さらに先へと向かいますが、
途中で訳の分からない地道へと入って行きました
間違ってはいないようです
中山道の時もそうでしてが、旧街道巡りではよくある事ですね
引き続き、気持ちの良い旧街道を走ります
甲斐駒ケ岳と水車小屋
まさしく絵に描いたような美しさです
走ってて気持ちの良い道が続きます
奥に観えるは八ヶ岳
自然豊かな道から再び旧街道の街並みへと戻ります
“甲州街道韮崎宿”
ここまで来ると、旧街道も結構な街になってしまい、韮崎宿に残されてるのは、多分、この碑のみ、
探せば他にもあるのかもですが、周りが街になり過ぎで、面倒なので、そのままスルー
という感じで、韮崎から甲府にかけての旧街道は面白くなさそうなので、ここから大きくコースを外れる事といたします
何やら古い飛行機があったので、立ち寄ってみました
近くに「日本航空高等学校」なる学校があるので、そっち関係で置かれているみたいです
ここから暫くは釜無川に沿って走ってみます
おっ、イイ感じじゃあないですか
と思ったら、突然地道になりました
地道を抜けたら、また舗装路、適当に走ってるんだから色々あるわなぁ
でもしかし、よく見りゃ富士山が観えてるじゃあないですか
富士山が観えると、一気にテンション上がりますね
この辺り(甲府市近辺の釜無川・笛吹川流域)は“信玄堤”と呼ばれる、武田信玄が築かれた堤防が残っているそうで、この「聖牛」と言われる波止めも、元々は信玄公が造られた増築物だそうです
これが「聖牛」です
釜無川沿いの自転車道っぽい道より、にもくんの要望により、「笛吹川サイクリングロード」へと入って行きます
何やら、学生時代に読んだ「サイクルスポーツ」なる自転車専門誌に特集されているのを読んで、一度は走ってみたかったそうですが、元々自転車道好きな僕にとっても少し興味があったので、言われるがままに走ってみました
最初は単調で、「ちょっと飽きるかな」という感じでしたが、甲府市内に入って行くと、結構面白くなってきました
街中の信号や交通量の多い道を横目に悠々と走れる自転車道って、何とも特別感があって好きなんですよね
途中で自転車道を離れ、甲府市街の真ん中にある 舞鶴城公園(甲府城址)に立ち寄ります
甲府城址が舞鶴城公園にあるの?????と思いましたが、
どうやら甲府城の別名が舞鶴城であり、由来は「鶴が羽根を広げたような城郭」だからだそうです
しかし、立派な石垣だなぁ
最後に武田信玄公に挨拶をして
甲府駅にて今回の旅は終了です
元々は、先月(10月)の3連休にこちらのコース(塩尻~甲府)を走る予定だったのですが、雨予報の為、急遽10月に北九州に行き、今回こちらを走ったのですが、見事に紅葉時期にハマってくれて、予想以上に素晴らしかった
本当に良いサイクリングでしたが、一つだけ誤算だったのが、塩尻峠をはじめとする、アップダウンのキツかった事
しかしながら、これはコースが悪いのではなく、僕とにもくんが、それだけ歳を重ねてしまったって事なのだと、二人して痛感してしまいました
本当に、あと何年自転車旅が続けられるかな?と思いつつも「次は甲府から八王子辺りまで走ろう」とか、「富士急を使って富士五湖を走りに行こう」とか、まだまだ懲りないオジサン達の自転車旅は、もう暫く続くのかな?
Ride With GPS