2/26から3/1まで、台湾で行われた「台湾・卓球ベテランチャンピオンシップ大会」に遠征、参加してきました。
いやあ実に楽しい遠征旅行でした。
今回は男8人が参加し、そのうち2人は奥さん帯同で旅行を兼ねての参加で別行動、残り6人で団体行動する、
というパターンでした。
男6人なので、行きは20時過ぎのLCC、帰りは6時のLCCでの3泊4日という内容は、
まるで大学生の貧乏旅行のような強行スケジュールでした。
試合は4人1チーム、50代の台湾謝謝(シェイシェイ)Aチームと、60代の台湾謝謝Bチームの2チームで参戦しましたが、
自分は最年長でありながら50代のAチームのメンバーとして参加しました。
事前情報では、この大会は50歳以上のオープン大会ではありますが、過去台湾代表だった選手も参加する、
普段我々が日本で参加する愛好家が集まるだけの大会ではなく、正式な審判団も揃えた実力も高い大会とのこと。
実際会場に入ると、まずはラケットの検査が行われました。これは特に私のような表ラバーのラケットへの検査で、
ラケットを規定の角度に調整された斜めの台に置き、ラバーの上に重りを置いて30秒放置し、
その間に重りが落下する距離を測るというもの。
ある距離以上落下すると、そのラケットは「滑りすぎ」として失格になるらしい。
幸い自分のラケットは問題ないと判定され、シールが貼られてこれで試合参加がOK。
これでもし不合格になったら、試合に参加できなくなるそうで、ちょっと緊張して判定を待ちました。
そして無事OKとなりましたが、そこから試合までは随分待たされました。
普段我々の試合ではリーグ戦の組合わせと卓球台はセットになっているので、時間になれば同じ組合せの選手たちが
同じ台に集まって、その台を使って試合を進めるですが、ここでは台が固定されていないので、
1試合終わればみんな一旦客席に戻り、次の試合の呼び出しがあるまで待機して、呼ばれた台に向かうという方式。
なので当初8:30からの試合というスケジュールは大幅に遅れて、11時近くになってようやく台に呼ばれる始末。
しかも日本での団体戦であれば、台を挟んで両チームが並んで選手の挨拶をするのですが、
台湾ではそんな礼儀はなく、審判が到着したら即1番手が呼ばれてコイントスが行われ、すぐに試合が始まる感じ。
もちろん、試合が終わっても再び整列して挨拶するなんてことはありませんでした。
また、日本では団体戦の場合、先に試合が終わった選手はベンチで次の人の応援をするのが一般的ですが、
ここ台湾では試合が終わると、その人はすぐ観覧席に戻ってチームを応援することはありませんでした。
おかげでベンチから応援の拍手や声掛けしているのは、我々だけという目立つ存在になってしまいました。
よくオリンピックや世界大会の団体戦で、よく選手たちが「チームワークはどの国にも負けません」的な発言しますが、
それはこういうことなんだなあ、と実感した瞬間でした。
で、グタグタと日本との違いについて述べてきましたが、肝心の試合結果はどうだったかというと、
ものの見事に、8人全員が誰一人1勝もできずに完敗、完全なる敗北でした。
8人の中には、バージボール選手権で全国3位になった人もいたのに、その人が0-3で負けるという結果。
他の人たちも1セット取れるかどうかという試合内容で、全く歯が立ちませんでした。
何が凄いかというと、とにかく台湾選手のサーブが凄い。あんなサーブ日本で受けたことがない。
なのでサーブをレシーブできず、できても上がってしまって強打されてしまって、殆ど試合になりませんでした。
聞くところによると、台湾では日本より卓球人口が多く、卓球センターなどが多くあり、その殆どは
狭い空間に多くの台を並べるので、動けない分、多くの人たちはサーブの練習を行っているとのこと。
確かに自分を含めていつものメンバーでは、ラリーを中心に基礎練習や練習試合を多くしますが、
サーブだけの練習は殆どやっていません。しかし考えてみれば、試合はサーブから始まるので
強力なサーブがあれば試合は有利に進められます。これは当たり前な話ですが、逆にこれまで気が付きませんでした。
こうして初めて参加した自分の海外試合は、わずか2試合のみ、2セット取っただけという、
これまでで一番費用的に高い、コスパ最悪な試合結果となりました。
しかしながら、同じルールの下で、言葉も交わせないながらも、ボールを打ち合うことのなんと楽しいこと。
そして日本とは全く違う、サーブ重視スタイルの卓球を知ったことは大いに勉強になりました。
そして実はこの大会を通じて知り合った台湾在住の日本人女性から、
今度6月になんと、韓国で世界マスターズ選手権があることを知りました。
もちろん、これはぜひとも参加しなければ、と思い、今エントリー手続きや飛行機、宿の手配をしている途中です。
いやあ、転職した今年はなんと目まぐるしく、そしてなんと楽しいことか。
次のマスターズではせめて1勝目指して頑張る所存です。