連結散水設備の耐圧試験(ヘッド増設後) | 消防設備点検ブログ@サイボウ君

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今回は連結散水設備をブログに載せたいと思います。
連結散水設備は地下に設置される設備です。

散水ヘッドの種類によって開放型と閉鎖型があります。

今回設置されている建物は機械室は開放型散水ヘッドで
機械室以外は閉鎖型スプリンクラーヘッドが設置されています。

地下のテナントが新しく入り間仕切りが変わるので、それに伴いスプリンクラーヘッドを増設します。

通常のスプリンクラー設備はよくやるんですが、
連結散水設備はあまり工事した経験がなかったので、所轄の消防署とよく打合せして工事をはじめました

連結散水設備(閉鎖型)
これが設置されているスプリンクラーヘッドです。
通常のスプリンクラー設備のヘッドと同じです。




連結散水設備(閉鎖型)
これはマジックジョイントていう材料で、
このマジックジョイントを使用してスプリンクラーヘッドを2個増設します。



連結散水設備(閉鎖型)
連結散水設備(閉鎖型)

増設だけだと配管内の水抜きはしなくてもよかったんですが、移設するヘッドもあるので、水抜きします。
屋上補給水槽からきてる仕切弁を閉めて、水抜きをして
末端試験弁の圧力計にバキュームを設置し配管内を真空にします。



連結散水設備(閉鎖型)連結散水設備(閉鎖型)

連結散水設備(閉鎖型)

32Aで配管工事しマジックジョイントを取り出したい配管へセットします。


連結散水設備(閉鎖型)連結散水設備(閉鎖型)

マジックジョイントに金具を設置しハンマーで叩きます

パン爆弾て音が鳴りました

火薬を使って配管に穴をあけて増設用配管と接続されます。


連結散水設備(閉鎖型)連結散水設備(閉鎖型)
増設したスプリンクラーヘッド2個です。

工事が終わったら耐圧試験です。
連結送水管と違って緊張します。
既存配管は年数が25年ぐらい経過して
破裂する可能性もあります。

最初は空気圧で測定し漏れがなければ、
水で測定します。

今回の工事後の試験は耐圧試験をすれば放水試験はしなくてもいいと
消防の方から許可を頂いています。

連結散水設備(閉鎖型)

連結散水設備(閉鎖型)

連結散水設備(閉鎖型)

連結散水設備(閉鎖型)
末端試験弁の圧力計です。
17,5㌔まで水圧試験をし漏れはなかったです。

こわかったですショック!
事前に既存配管の不良で水損が発生したら損害は負えないという契約で工事をしたんですが、
水損がないにこしたことなかったので、よかったですニコニコ
 

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