愛犬の健康を考えた手作りレシピ―ごはんとおやつ35品/桜井 雄司
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フランス料理のシェフが書いた、犬のレシピ本。

人間の料理のついでに作れるようになっているのが特徴。


フランス料理のシェフだけに、見た目が良く、おしゃれな内容。

自分の料理もこんな風に作れたら、プチゴージャスな気分になれそうです。

女性向きなのではないでしょうか。


欠点はカロリー表示がないこと。

でも犬の必要摂取カロリーって、体重や犬種だけで簡単に決められる事じゃなくて、その子の代謝やどれだけ活発に動くかどうか?ってことなんで、そういう意味ではカロリー表示は無くても良いのかもしれません。


犬の体を触ったり、体重をこまめに量ったりして量を決めると良いと思います。

良く作っていれば、そのうち適量がわかってくるんじゃないかと思います。



盛りつけ方なども、参考になります。

わんこに盛りつけなどどうでも良いでしょうけど(笑)、人間のご飯を作るときに、応用できそうですね(^^)


ちなみに、パンをぐるぐる巻いて作る、フィンガーロールサンドですが、わたくし甥っ子君に良く作ってあげます。

甥っ子君からも、熱い支持を得ているのですが、犬用レシピにあって、衝撃を受けました。


私自身もぐるぐるのサンドが好きなのですが(なぜかうまく感じる。食感でしょうか?)、いくら人間も犬も同じご飯を食べようというコンセプト(味付けは違いますよ~)だとしても、犬と同等かいっ!と、複雑な気分に・・・。



わんこには悪いという説もあるミネラルウォーターを勧めていたり、しつけのことも載っていますが、それは少し疑問に感じるところもあるかも?シェフであって、栄養学やしつけの専門の方では無いので、致し方ないかもしれません。


それから、フランス料理のシェフなので、全体的にバターや油やチーズなどがよく使われていて、ちょっと油っぽいかも?

わんこにも油は必要ですが、日本人の感覚からすると、とりすぎのような気がします。


本にも書いてあるのですが、毎日ではなく、特別なときに作るのがいいと思います。