公式サイト http://www.arubaba.com/


相方宛の郵便物に紛れていて危うく気付かないままだったかもしれない試写会に行ってきました(^^;)


ストーリー


しっかり者だが人を責めるようなことは言えない優しい性格のみつこ。


病気で長期入院していた母が、ついに死んでしまった。


それだけではなく、母が死ぬ前日まで毎日見舞いを欠かしたことのない父まで行方不明になってしまい、お葬式の手配から何から何まで高校生のみつこがやることになってしまった。


疲労困憊のみつこは、ある日目に入ったマッサージの店に入り、見習いのマッサージ氏に淡い恋心を抱きその店でバイトするようになる。


父が失踪した半年後、郊外の古い洋館に住む変人、アルゼンチンババアのもとに、父がいることを知る。



以下ネタバレ


原作を読んでから感想をUPしようと思ったのですが、試写会ということで早さが勝負だろうと(あとせっかくただで観たんだから、ちゃんと宣伝しようよと)いうことで、先に感想を書いてしまいます。



正直な感想を述べると、大人が観るにはキツイ作品。


配偶者を亡くして子供をほったらかしてでも失踪したい人は、共感できると思うのですが、平凡でまともな人間はどうかんがえても、


オヤジっ!逃げすぎだろっ!!


って思います。


ただ、よしもと ばななはおそらくこの作品を、大人用には作っていないのではないかと思うので、これはこのストーリーで良いのだと思います。

原作も同じかどうかはわかりませんが、おそらくこの話の主題は、


大人の弱さを(子供に)わかって認めて欲しい。


という事だと思うので、大人はあまり共感できないのですが(大人が観ると、「ああ??」って突っ込みたくなるエピソード満載なので)、子供に見せるのは良さそうな気がします。


子供は大人が万能だと思っているけど、そんなことないよ~。大人だって弱いんだよ~。いつもがんばれるわけじゃないんだよ~。って言うことを、なんとなく知ってもらうことは重要なんじゃないかなあ?って思います。

まあ逆に、大人は子供の弱さ・悲しさを「子供だからまだ解らない」って言葉を使って忘れがちですがね(^^;)


鈴木京香は風変わりなアルゼンチンババアを熱演していましたが、残念なことにあんまりタンゴの精神があるとは思えなかった(笑)衣装が悪いのかもしれないけれど、多分鈴木京香の性格に、タンゴはあわないのでしょうね。



というわけで、わりとアダルトな(結局オヤジはアルゼンチンババアと浮気してるし)内容なのですが、この映画は大人のためではなく、子供のためにあると思います。


そんでもって、この風変わりな物語をそのまま素直に受け止められないとは、私ってなんてつまらない大人。と思いましたともええ。