ストーリーは、ある時突然何者かによってさらわれていた人たちが、4400人も帰ってくるというお話。
そのさらわれていた人たちは、60年間の様々な時代からさらわれていたが、帰ってきたときにはまったく年をとっておらず、それぞれが特殊能力を身につけていた。
その帰還者たちは「4400」と呼ばれ、甥っ子が4400の一人である捜査官トム(離婚寸前)と、後に予知能力を持つ子供を引き取ることになる同僚ダイアナが、事件の謎に迫る。
見たら絶対ハマルらしいのですが、確かにはまります。
Xファイルと設定が似かよっていますが、さらに「渡る世間は鬼ばかり」的な人間ドラマを加えて深みを持たせたような内容です。
欠点は、その人間ドラマにこだわったあまりに、登場人物の年齢がかなり高めなこと。
主軸になる捜査官二人も、当然おじさんおばさんです。
Xファイルは、美人のスカリーとクレバーなモルダーがヒットの鍵を握る大きな萌え要素だったと思うのですが、このドラマは残念ながら主役達のビジュアルに萌えることはできません。
一応何人か若いのも出てきますし、美人担当もいるのですが、それほどでもない。子供は可愛いけど(笑)
でもそれは仕方がないことで、人間ドラマに深みを持たせようとしたら、どうしても30才~になるんですね。しがらみが増えるから、そこに苦悩や葛藤が産まれるわけで。
Xファイルは連作短編(ってドラマでも言うのか?)でしたが、4400は続き物。
ゆえに「自分の好きな話だけ見る」とかそういうことはできなくなるのですが、所詮他人事なXファイルと違い、より登場人物達に共感できる仕組みになっています。
ネタ的には、4400人もさらって一度にもどすなんて事ができるのは何者かという謎と、特殊能力が主なSFなのですが、SFファンからすると、ちょっと浅いかも?
相方には第一話でネタが割れてしまった(笑)
ただ、Xファイルも「宇宙人なんていないよ」「いややっぱり宇宙人だったよ」「と思ったら政府の陰謀だったよ」「と思ったけどやっぱりいるもんはいるよ」ってな構造だったんで、まだ第二シーズンの3巻まで観ただけでは、決めつけるのは総計かも?
SF苦手な方でも、世知辛い登場人物達のドラマにははまると思います。
お昼のドラマを観る気になれない、ちょっとマニアな奥さまにお勧め。
とりあえず、
なぜ4400人なのか。
4401人じゃだめなのか。
4000人でも駄目だったのか。
4400という意味ありげで太っ腹な数字が大変良いです。
