公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/


というわけで、試写会に行って参りました。

今回は試写会だから、ネタバレをなるべく避けてレビューします。

相方と一緒じゃなかったんで、うんちくとかはあまり語れず(^^;)

すみません。


ネタバレを避けてといっても、いくつかわざと詳細にふれます。

なんでかっていうと、私が「007だから知ってるし」と、事前知識をまったく入れずに観てしまったために、驚いて拒否反応を起こしちゃったことがあって、それは知っておいた方が良いと思うんで。



まず一つめ。


OPテーマ曲が、いきなりロックです(--)

しかもダサイ。


こちらから聴けます http://sonypictures.jp/movies/casinoroyale/music/


歌から始まるシリーズもありますけど、そういうレベルの問題じゃなくて、なんつーか70年代のアニソンっぽい曲が流れます。

戸田さんの和訳が悪いって話もありますが、私にはどう聞いても、


あれは、だれだだれだだれだ

あれは、でびるま~んでびるま~~ん♪


にしか聞こえない。

家に帰って何度聴いても、ダサイと思う。


曲はださいんだけど、ムービーはすごいんですよ。

レトロかつ、スタイリッシュ。

ああいうの大好きなんで、のめり込むようにして観ていたんですけど、でもそのすばらしいアニメーションにダサイ曲がさあ・・・・・。



そしてもう一つ、これはトレイラーや公式サイトやニュースなんかをちゃんと見ている人なら知っていることだと思うんですが、


今現在の話である。


ということ。


私は「007がいかにして007になったか?」という映画だと聞いて、昔のことをやるんだと思いこんだんですけど、違うんですね。

いきなりノートパソコンが出てきたり、GPS端末とか携帯とか出てくるんで、昔にこんなのないだろ?ってびっくりしたんですが、

2006年の今、ボンドが誕生したということみたいです。


この2点を抑えておくと、見当違いのことでびっくりしなくて良いと思います。



ストーリーはトレイラーの通り。

資金繰りに困ったマフィアが、カジノで大金を稼ごうとするのをボンドが国家予算を使って(ここ笑うところです)阻止するというもの。


でも、一つ一つのエピソードを丁寧すぎるほど丁寧に描いているので、一粒で3度ぐらいおいしい感じになっております。


ケツの青いボンドということで、スパイなのにがんがん殴ったりおぼれ死にさせたり、腕利きのはずなのに失敗しすぎていたりしてとにかく力業。

豪快だったのですが、007という感じはあまりしなかったなあ(^^;)


ただ、トレイラーでも流れてますが、冒頭の黒人を追うシーンはすごい!

おまえはトニー・ジャーか?ってぐらいに、黒人さんがものっすごい身体能力を見せつけながら逃げてくれます。


それをボンドが追っかけるのですが、それ見て、ああ、ピアーズ・ブロスナンじゃ無理だったはずだと、ダニエル・クレイグの起用に納得しました。


ただ、彼のアクションや体はすばらしいのですが、私の好みではないせいか、ボンド特有のあの「意味ありげに見つめただけで美女を落とす」っていうシーンに説得力がなかったかも(^^;)

私だったらついていきません(笑)その前に誘われないだろう?っていうのは、別にして。


でも、あくが強いあの顔は、映画を観る前にはボンドらしくないと思っていたのですが、カジノのシーンや殺しのシーンでは、冷たく光る目と表情がとってもよかったです。


あと、007ということで、女優さんがとても美しくてよかったですね(^^)

最近の映画は、女性ファンにこびているのか、美しい男優は出演しても、美しい女優はなかなか出てこなかったりするのですが、脇役からなにから、すべて美しかったです。


でも乳がみたかったな・・・・。

もう乳は出さないんですか?>エヴァ・グリーン

それとも007だからかなあ?


拷問の仕方が笑いを誘ったり、マフィアの大物だというのになぜか自転車操業っぽかったりするところなど、細かいところには疑問がありますが、おおむねよかったのではないかと思います。



相方に、


で、総評してできはどうだったのよ?


って聞かれたんですけど、


それは一体なにを求めてみるかによる。


としか答えようがありませんでした(^^;)


007という看板を背負っている以上、映画のできがよかったからいいんじゃない?とかそういうことじゃあすまされないと思うんですね。


私はスパイ大作戦とちがって、007はほとんど見てはいるものの、あまり思い入れがないのですが、それでも「これはボンドファンは納得しないかも・・・(^^;)」という印象を持ちました。


いくらボンドが007になるまでだから。

あのボンドはどうやって作られたかを、映画にしているんだから。って言われても、あんまり青二才だとファンは複雑でしょう。


でもこの映画のコンセプトがおそらく、「新生007」ということで、007を知らない今の人をターゲットにしていると思われるので、そういうことだったらアリなのではないかと。


昔のボンドファンは、今50代~。

いつまでも50代からをターゲットにするわけにもいかないでしょうし。


映画のできはちょっとながすぎるもののよかったし、得に、ボンドが007のジェームズ・ボンドとして完成されるラストはすばらしかったです。