裁判傍聴にいったら、まずは開廷表を見ましょう。
開廷表とは、その日おこなわれる裁判を一覧にまとめた表のことです。
そこに、どの法廷で何時から、なんという事件の裁判がおこなわれるかが書いてあります。
刑事事件の場合は、○○被告事件と書いてあり、民事事件の場合は、○○請求事件などと書いてあるでしょう。
なお、家事事件は家庭裁判所となります。
家事事件とは離婚のことです。
ただし、離婚事件は家庭内のことですから、あまり公開されていません。
たとえば調停は見ることはできません。
見ることができるのは、訴訟になっているものだけです。
しかも、訴訟になっているものも弁論準備といって法廷ではやらないことが多いので、傍聴できるのは尋問くらいということになります。