昨夜、鑑賞。渋谷アップリンク楽日。

水井真希さんの監督デビュー作。
西村喜廣作品の出演でお馴染みですが、かつてブレーンでもあり脚本協力もされていたと記憶。

監督自身による拉致被害の体験が元になっているだけに、男の妄想による監禁ものとは全く違うアプローチ。
社会問題的なテーマも浮き彫りになるが、ただ、それを批判したいだけではなく、自身の断罪の思いからくる心象風景などもアーティスティックに描いている。これも監督本人には自然に見えている内面世界なのだそうだが。

初監督作品らしくシンプルで端的に見せてくれたのが好感。
女性の立場、また被害者の心情が反映されているが、やはり水井さんの世界観が色濃く出たことに意味を感じた。



来場特典で頂いたカード裏面、監督、出演陣のサイン入り。
加弥乃、衣緒菜、
久住翠希、水井真希
小場賢、屋敷紘子 順かな。

2月20日(金) テアトル新宿
当初の予定であった2週間限定上映の最終日。


登壇者
カンパニー松尾、バクシーシ山下、タートル今田、梁井一、嵐山みちる監督 (ビーバップみのる監督のみ欠席)
進行 高根順次プロデューサー




やはり、松尾監督が軽快にトークされていた。実はあまり自信がなかったが、連日大入りで嬉しいと。
各々が担当したBiSメンバーの印象を語ったり、山下監督が映画以来初めてカミヤサキさんとLINEでやり取りし、頂いたというコメントを読み上げる場面も。



お客さんとの質疑応答が芯を突いてて驚いたり。
帰りに、パンフレットに松尾監督からサインをして頂けるということでしたが、終電ギリで断念、残念。



アイドルはアーティストのような個ではなく、現象であり器であり、皆の玩具である、のか?

どう転んでも面白くなる状況下ではあったと思うが、ある意味に於いては出来すぎな印象。
普通に解散ドキュメントを撮ることすら叶わぬ所に、BiSの怪物っぷりと悲しみが表れている。

AV監督サイドも実は道化を演じており、仕事として撮っていると考えると複雑な作品なのだが、彼らもまたアイドルと似た部分を秘めているとも感じた。

純粋に性をエンターテインメント化する是非にまで、百戦錬磨のAV監督たちが立ち返らなければならなくなるのが最大の見所か。
(テレキャノ未見にて)