守秘義務を守れるか? | 裁判員になるのか?とつぶやく酒と競馬が好きな自由業者

守秘義務を守れるか?

これだけインターネットで個人が情報発信できるようになった時代です。
裁判員に選ばれた人は、事件の内容を他人に話してはいけないし、ブログなどで書いてもいけないし、たしか裁判員になったことも関係ない人に言ってはいけない(ここはうろ覚え)、そうだったと思います。
しかし、こんなことは本当に守れるのでしょうか?

昔に比べて、学校でもクラス名簿を出さなくなったり、テレビ番組のプレゼントでも氏名を発表しなくなったり、個人情報の公開を制限するようになっているのに、裁判員制度は時代に逆行していないでしょうか?
どう考えたって、裁判員になった人全員が、守秘義務など守るはずがありません。

車のドライバーでも駐車禁止違反は日常茶飯事ですし、たとえ100万円の罰金でも酒気帯び運転は後を絶ちません。
するなと言われればしたくなるのが人情。
ましてや司法に対する職業意識のない我々素人ならなおさらです。

まあ、わざわざブログで公開する人は少ないと思いますが、酔った勢いで「実は俺、裁判員にえらばれてさ~」なんて友人に内容を話す人は続出するのは想像にかたくありません。