6月25日㈫
御膳10時過ぎに一ノ関駅に着いた。
駅前のJRレンタカーで、気仙沼市へ向かった。
約1時間、11時半頃到着、丁度お昼時になった。
やっぱり30年位前だろうか?亡妻と初めて訪ねた気仙沼市。
当時の古い町並み、港町の面影をうっすらと覚えている。
甚大な被害を受けた東日本大震災を経てではあるが、綺麗な町並みに変わっていた。
道路もきれいに整備され、建物もみんな新しい。
今回は寿司も食べたいし、ふかひれラーメンも食べたい。
事前に調べてはおいたが、先ずは「あさひ鮨」さんの暖簾を潜った。
カウンターも広く、奥にはお座敷がある。
カウンターに座らせて貰う。
メニューを見ると寿司セットのお値段もそこそこだ。
余り沢山食べられないので、やっぱりここは「ふかひれ三貫にぎり」を。
年配の店主の応対も気持ちが良い。
30年前に初めて気仙沼に来た時、ふかひれラーメンが美味しかったお店の話を
させて貰いながら、フカヒレのにぎりを頬張った。
「あさひ鮨」さんの対面に「福建楼」という中華さんが、
ふかひれラーメンをやっていると教えてくれた。
「ふかひれ三貫」だけで申し訳ありませんとい言って退店。
美味しかったが、2,500円也。
車を移動して直ぐ前の「中国料理 福建楼」さんへ。
「ふかひれラーメン」は有りますかと確認してから入店した。
お店の奥様だろうか???お薦めのふかひれを尋ねた。
ラーメンと炒飯の上に「ふかひれの姿煮」が乗ってるという。
2回目の気仙沼は、妻の兄弟家族と義父9人で来て,
その時もふかひれラーメンを食べたのだが、店の名前が分からない。
テーブル席があって、その奥の座敷に9人入って食べた事は覚えている。
そんな事を奥様に話したら、それは内のお店かも???と言ってくれた。
いや~、本当かどうか???分からないが奇遇としか言えない。
「ふかひれラーメン」を頂いた。
ちょっと甘目のスープだが、意外と優しい味で美味しかった。
この一杯=3,300円。30年前は確か2,100円だったと覚えている。
奇遇にも30年前のふかひれラーメンのお店に出逢えたという事にして、
気分を良くして陸前高田市の「道の駅高田松原」へ。
「三陸観光のゲートウェイ」としてオープンし、
「高田松原津波復興祈念公園」は、
約130 ヘクタール( 東京ドーム約30 個分)という広大な面積を誇り、
公園を歩いて10分程の所に「奇跡の一本松」がある。
道の駅に隣接して「東日本大震災津波伝承館」がオープンしている。
入館料無料、各地の3.11の状況が紹介され、
改めて三陸二触れ、学ぶことが出きる、そんな思いがした。
東日本大震災のあった日から、
復興への取り組みを続けている岩手県陸前高田市だ。
「道の駅高田松原」から「唐桑半島」へ。
子供が小学生の頃、初めての家族旅行で来たところだ。
海岸線に沿って遊歩道が整備され、波の浸食によってできた奇岩を眺めたり、
太平洋も一望できるなど、リアス海岸特有の景観を楽しむ事が出来る。
息切れしながらも散策してしまった。
唐桑半島から気仙沼大島大橋へ。
気仙沼大島の亀山から・・・。
16時30分に「気仙沼プラザホテル」にチェックインした。