4月29日(月)

私の故郷「加須市騎西の玉敷神社」へ。

今は「藤まつり」が開催中だ。

川越から約1時間。先ずは蕎麦屋さんへと思い「深山」さんへ行ったが、

丁度開店時間の11時半頃、店の前の駐車場は満車だ。

予想はしていたが、仕方がなく先ずは玉敷神社へ。

駐車場への道は大渋滞だ。

遠回りして臨時駐車場へ、直ぐに駐車出来た。3分程で神社まで行ける。

神社前の「河野邸跡の枝垂れ桜」は見事な新緑になっていた。

玉敷神社は文武天皇の大宝3年(703)に創建したものといわれているが、

一説には成務天皇6年(136)の創建とも言われている。

戦国時代に上杉謙信の関東出兵の際、

当時今の所より北方数百メートルの正能村にあった当神社はその兵火により焼失、

社殿をはじめ、古記録・宝物などを消失してしまったらしい。

徳川時代に入り、根古屋村在った騎西城の大手門前に再建されたが、

1627年頃に現在の地に移転鎮座された由緒ある神社だ。

 

 

神社の左奥に2本の大イチョウがある。

右奥のイチョウは樹高30m、幹回りは5mもあり、

途中から3本に分かれている。。

 

神社の隣が玉敷公園で、「藤まつり」が開催中。

祝日とあって凄い賑わいだった。

 

私が子供の頃は野球なども出来るグランドだった。

中学の野球部の練習場だったり、

町内小中学校の対抗陸上競技会などが行われいた。

因みに小生、小6の時に走高跳競技で120㎝を飛んで優勝した想い出もある。

現在の体型からは全く想像もつかない(笑)。

その頃から「騎西の大藤」は存在、藤まつりも1ヶ月開催されていた。

3日には剣道大会、5日は子供のど自慢、夜は野営映画、仕掛け花火などで、

半端じゃない賑わいだった。

今は、サツキ、紫陽花などが植えられて立派な公園になっている。

大藤は樹齢400年以上、幹回り約5m、枝張りは700㎡もあり圧巻だ。

 

「騎西の大藤」の花房は1mに及ぶ。

 

 

 

 

騎西の大藤の後の6月頃には紫陽花まつりがあり、

「紫陽花ロード」も楽しみだ。

 

騎西の大藤を後にして帰路に。

鴻巣に向かって車を走らせると、気になっていた蕎麦屋さんを思い出した。

ここも加須市騎西に位置する。中種足(なかたなだれ)という地区。

田園風景に近い様な所で、農家さんだろうか??

母屋があって、隣の長屋をお店に改装したようだ。

庭が駐車場になっていて4~5台は停められる。

「石臼亭」

車を停めて入店、12時半頃だったがお客はいない。

後でわかったのだが月、火曜は定休日で、今日は祝日で特別に店を開けたらしい。

店内は結構広く、半分はテーブル席、半分は小上がりの座敷になってる。

テーブルについて蕎麦の普通盛りと天ぷら(小)をお願いした。

天ぷら(小)が200円とあるので、

2品位ですかと聞くと「いや、5品くらいはあります」という。

期待しながら10分ほど待った。

 

ほ~、美味しそうだ。

「野菜の天ぷら」、これで200円ですか??? 「ハイ、200円です」と・・・。

茄子、茗荷2,ピーマン、さつま芋、じゃがいも、かぼちゃの7品⁉。

ホシは程よくチラついて美味しそうだ。

一手繰り・・・。

蕎麦の香り、蕎麦の味・風味が程よく漂ってきた。

しかし、コシがない。完全に茹で過ぎではないだろうか??

でも美味しい蕎麦だ。

私の亡き長兄も蕎麦を打っていたが、その長兄の蕎麦を思い出した。

美味しい蕎麦だったが茹で過ぎだった。

農家さんの蕎麦、地域性があるのかも知れない。

私の蕎麦の茹で時間は40~60秒だと言っても、長兄は信じなかった。

この蕎麦粉を譲って貰いたいなぁと思ったが、

今日の花番の男性はオーナーさんではなかった様だ。

蕎麦の産地も聞きたかったのだが、

もしかしたら農家さんの自家栽培かもしれない。

蕎麦を食べた後に、野菜の天ぷらを。

カラッと揚がって美味しい。何と言ってもこれで200円は嬉しい。

野菜は自家栽培なのだろう? ならではの値段だ。

ちょっと遠いが、もう一度訪ねて食べてみたい。

 

今日は祝日だが、月曜は「うどんや讃」の出勤日だ。

案の定、畑の山ちゃんが1人で何時もの席で🍺やっていた。

黒霧が底を突いた。1本を・・・。

 

「新玉ねぎのスライスにしらす乗せ」が美味しい。

若鶏の西京焼きも・・・。

今日は、山ちゃんとお互いの現役時代の話で盛り上がって、

気が付いたら7時半を過ぎていた(3時間弱)。

お陰様で今日は良く喋らせて貰った(笑)。