「 顔 」
毎年恒例、
清水寺で発表される、” 今年の漢字 ”は、
「 北 」
で、ありました。
西明彦、今年の漢字は、
「 顔 」
で、あります。
今年、タイで過ごしていた時に、
ああっ、そうだった そうだった・・・・・・
と、久々に思い出したことがあって、
それは 昔から海外に行くといつも思っていたことなのだけれど
” 老人の顔 ”が実に威厳に満ちているということ。
社会や家族、宗教的なものの中で刻まれてきたのもあるだろうし、
発展途上国などの場合、社会保障などが十分ではない状況下において、
自分の力を頼りに生き抜いてきた自信
から生まれてきたものもあるのだろうと思うのですね。
話はズレるけど、
時々お話させていただく90歳手前のご老人が、
日本の年金の話になった時に、
「 年金が戻ってこない戻ってこないって言ってるやついるけど、
日本政府は戦前から見てれば、基本約束守らねぇのわからねえのかな。
ありゃ払わねぇよ。払わねぇ。 」
と、一蹴していたのには痺れたなぁ。
とてもいい顔をしている東京下町のご老人です。(^_^;)
「 顔は40歳までは親の作品、40歳過ぎたら自分の作品 」
と、言っている人もいるけれど、
今の自分はどうなってきているのかな。
時々鏡を見ながら考えたりする年でありました。
今年も本ブログをお読みいただいた皆様、ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を。
西 明彦