2/24、長野県での滝巡り
この日は大町市にある八坂大滝の氷瀑を見たいがためにやって来ましたが
暖冬のあおりでどうなんでしょう・・・
ネットでも今年の八坂大滝の写真や訪瀑の情報がなかったんですよね
なので、氷瀑は期待薄かと思いつつもはてさて・・・
道の駅・長野市大岡特産センターで車中泊
朝はまだ寒かったです
本日の一発目はここからすぐ近くにある祖室渓谷の左右(そう)の不動滝に向かいました
左右の不動滝はグーグルマップでヒットします
経路開始で出発~
車で5分ほどでした
こんな感じで車を止めて・・・支度をして出発(09:54)
右側がバス停になっていました
なぬ? 琵琶滝とな
ログです
全然、知りませんでしたが琵琶滝という滝が橋から見えていました
琵琶滝
チョロチョロ流れでしたけどね
落差は40mだそうです
琵琶滝を2分割で
琵琶滝の左岸側には琵琶滝如来が鎮座しております
案内板に書いてありましたが岩山から直に刻んだそうです
パノラマにて全景
祖室渓谷から戻る時に直下に寄ってみました(11:46)
下からですと当然、上段部分が見えません
この水量なら厳冬期には氷瀑になりそうですけど・・・どうなんでしょうか
陽に当たるからならないのかな
琵琶滝・・・直前まで知らなかったので嬉しい反面、この水量では正直、残念感があります
ま、仕方ないですね
バス停の方から下へ下りられる階段があります
なにげなく、リュックや三脚も持たずに手ぶらで下りてしまいました
進んで・・・
不動橋を渡り・・・
渡った先には案内板が
なんと、嬉しいことに不動滝の下流に滝があるやないですか
遊歩道は通行止めなのね
赤矢印のように右手に進みました
進んで・・・
お
なにやら、滝っぽいぞ
じゃ~ん
左右の不動滝下流の滝に到着(10:01)
これはまた独特なお姿
2分割で
見上げて
水のつぶつぶ、落ちる様が良い感じ
下部の氷瀑部分
下へ下りてみました
水量は少ないけど味わいがあります
スローで
横構図で
左右の不動滝下流の滝・・・落差は10mくらいかな
滝前は開けていないので撮影ポイントは限られます
水量は少なくても、岩肌や景観は特徴的
これはこれで目を見張るものがありますね
堪能したところで、左右の不動滝へ向かいますか
案内板まで戻って遊歩道を進むのはちと億劫
ジオグラフィカで地形図を確認したところ、ここから不動滝まではたいした距離ではないので
来る時に横切った沢から遡行して行くことにしました
ここがその沢です
遡行開始~
沢の雰囲気はこんな感じ
右へ左へ、進みやすい所を遡行します
進んで・・・
進んだ先にはこんな小滝が
ここがログの小滝(10:18)
近づきます
この小滝も水量は微妙ですけどね
こんな時はハイスピードで撮るに限る
ほほ
良い感じ
見上げて
小滝・・・あえて寄らずともって感じもしますが、ついでなのでね
落差は1~2mなので休憩がてらに寄ってみるのもいかがでしょうか
この小滝は直登できなさそうなので、周囲を確認
右岸側の斜面を登っていきました
こんな感じです
登った先は遊歩道跡みたいな感じでした
倒木ってますけど・・・
通行止めの遊歩道跡かな
進んでいきますと・・・
やや
滝見台への階段梯子か何かでしょうか
崩落してぶっつり切れてます
別角度で
ちなみに手摺までの高さは3~4mはあったと思います
滝の心地良い音が聴こえてきます
ここまで来て、音だけ聴いて引き返すのは忍びない
リュックを背負っていればロープを出して、どうにかしてロープを手摺に引っ掛けて・・・
なんてやるんでしょうが、手ぶらで来た為、その選択肢はない
直登は無理だし、どうしたものかと周囲を見回します
すると崖の壁面に沿って進めそうな雰囲気
ならば、その壁面まで行くには・・・と考えて上流へ進みました
進む上流側をパチリ
ある程度進んだのちに、右手の斜面を登っていきました
崖の壁面に向かって登るのですが、そこそこの急斜面にプラスしてトゲトゲの枝が行く手を阻みます
参りますね
まったく
なんとか突破しまして、壁面の所まで登りました
あとは壁面に沿って進むだけなのですが
問題発生
距離にして2~3m程度なのですが、壁面がせり出ているので進めない
足元の岩場は凹凸もなく丸みを帯びており、匍匐前進なら進めそう?
その岩場の下には足の横幅1本分ほどの落ち葉が堆積している足の踏み場があるにはあるのですが
そこに足を置いて、力を入れると沈むんです
足場としてはちょっと心許ない
そして滑落すれば大ケガでは済まされなさそうな高度
・
・・
・・・
さて、どうするか
進むか、撤退するか、迷った挙句、進むことを選択
まず、足元はカニ歩きの要領
手元は丸みを帯びた岩場で凹凸がないから手の平で岩場を押すイメージで体重をかけます
膝やお腹を接地させて体重を分散させつつ、ゆっくりゆ~っくり進みました
時間にしておそらく1~2分でしょうが、かなりシビレる時間でした
緊張感、緊迫感ハンパなかったです
何とか突破できて「ふぅ~~」と一息
左右の不動滝の一部が見えました
右手を覗けば滝見台への手摺が見えたので、下りやすい所から下りまして・・・
左右の不動滝です
滝見台跡からパチリ(10:53)
うっすらですが虹をゲット
ここまで来たら滝前に行きたくなり・・・
滝見台から尾根筋を下りて左側を覗き、下りやすいところから沢へ着地
左右の不動滝を下からパチリ
良いじゃないすか~
横構図で
スローで
直下に行きたかったのですが雪の部分が凍ってめちゃめちゃ固く
スパイク長靴では登れませんでした
しかしながら、諦めの悪い自分は左岸側の岩場から周りこんで、近づけるかなと思い登ってみると・・・
先ほどよりは近づけました
パノラマで
ちょっと角度を変えて
氷瀑なのか、それとも岩が凍っているのか・・・どっちだろ?
岩っぽいような気もしますが
左右の不動滝・・・落差は15~20mぐらいかな
ここも水量は豊富ってわけじゃないけれど、到達達成感も相まって雰囲気は上々
太陽光に当たって水粒がきらきら輝いているのも気持ちが良いです
うっすらですけど虹も見えましたし
眺めていて心地良かったなぁ
それでは戻りますか
でも戻る前に下流へ向けて歩き・・・
不動滝下流の滝の上段の落ち口からパチリ
こうして見ると結構な高度感がありますね
帰りのルートですが下りた尾根筋を登りつつ、左手をちらちら見ながら下りやすそうな所から
木々を補助代わりに使って下りました
最後は1mほどのジャンプで無事に着地
あとは適当に下りていきました
駐車場所へ戻ってきたのが11:51
まさか、こんな本格的な滝巡りになるとは思わなかったから疲れましたね
飲み物も持ってこなかったし・・・のどが渇きまくり
祖室渓谷・・・琵琶滝、左右の不動滝下流の滝、左右の不動滝と3つの滝が見れてお得だけれど
左右の不動滝を見るのであればロープ持参でなんとかして手摺に引っ掛けるか
もしくは脚立かなにかで手摺まで登り、滝見台へアプローチしてください
自分が今回、進んだルートは非常に危険です
自分でも2度と進まないでしょうね
滝は素晴らしいのだから、なんとか行政側で階段か梯子、設置してほしいところです
このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても
当方では一切責任を持ちませんので、全て自己責任で行動してください
福山ゴム 林業・磯釣りに最適なスパイク付長靴 スパイクジョイ#3 カーキ L
4,011円
Amazon |