赤滝から次の滝へ向かいます(12:50)
次の滝は銚子の口滝といって温泉成分を湧き出している滝でして・・・赤滝の上流にあります
その為、この赤滝を巻かなくてはなりません
この赤川の滝群、難所はいくつか出てきましたが
この赤滝の高巻きが最大難所と言っても過言ではありません
赤川の滝群全体ログ
そんな大事な場面なのに写真を撮り忘れてしまった
とりあえず赤滝の高巻きは左岸側の急斜面を登っていきます
急斜面の木にロープがくくりつけられているので、そこまで登らないといけません
前回、自分は逆くの字にトラバースしながら登っていったので今回もそんな感じで登りました
その時のブログ・・・日光市の赤川の滝群④~黒滝 を載せておきます
そしてKさんの赤滝から銚子の口滝への往路の動画をリンクしておきます
ご参考までに・・・急斜面っぷりが分かるかと思います
前回同様にある程度、登ったところでトラバースしながらロープが下がっている木まで
行こうとしたのですが、やはり沢靴の為、足元がグリップせず滑りまして・・・
こんな状態では斜めトラバースなんて出来やしませんがな
という事で自分はいったん下まで下りて、ロープが下がっている木まで一直線に登るルートを選択
Kさんはそのまま登って高巻くようです
下まで下りて見上げます
ふ~む、ま、四つん這いで登れば行けるかなぁ・・・って事で登りました
登りつつもやっぱり沢靴の為、ずりずり滑っていくので斜面に膝をくっつけて少しでも体重を分散させます
これは自分の経験上、結構厳しい場面の時には体の接地面積を増やすことで
意外ととどまるというか、安定するまではいかないものの滑らないものだろうと思っているからです
そんなこんなでロープを掴めまして・・・ふうっと一息
あとはロープを辿ってくくりつけられている木の所まで来れました
Kさんの様子を見てみると・・・ちょっと苦戦しているようでしたが、高巻き終了
トラバースしながらこちらへ辿り着けました
斜面を進みます
この辺りから沢へ下りまして・・・
銚子の口滝に到着です(13:10)
このブログの冒頭にも書きましたが銚子の口滝の水は湧水
温泉成分が含まれており、その為下流側の岩盤や沢床が赤茶けているのです
銚子の口滝から下流側へ4分割
回廊っぽく流れています
その先は赤滝の落ち口になるのかな
スローで
落差は2~3mって感じ
それでは湧き出している部分を見てみましょう
3分割で並べてみました
藻なのか苔なのか・・・鮮やかすぎる緑
湧き出ているところはもう1つ
右岸側から
ハイスピードで撮って下流側へ3分割・・・並べてみました
銚子の口滝・・・湧水としての滝、しかも温泉成分が含まれているので独特な色合い
趣があるというか個性的というか、なんとも不思議な魅力を持つ滝でした
ちなみに水温は温かくなく常温という感じです
それでは赤川の滝群、締めの黒滝へ向かいます
黒滝へはこのまま遡上するだけ
Kさんはここでも思うことがあってか遡上せず右岸側を登って進んでみるとの事なので
ここでいったん別れました
Kさんの銚子の口滝から黒滝への往路の動画を参考までにリンクしておきます
温泉成分が含まれていないので、これまでとは違った渓相です
進んで・・・
進んで進んで・・・
進みます
ここは右岸側から登りました
黒滝までは右へ左へ進みやすいほうを選んで遡行します
ちょっと歩くと淵があって小滝があって・・・という渓相の連続なので楽しく進めました
そして黒滝を確認
黒滝に到着
細長く扇状に流れ込む姿がこれまでの滝群の滝とは違って良い感じ
左岸側から近づいて
見上げて
滝つぼ
右岸側へ移動中にパチリ
右岸側から
正面からスローで
黒滝・・・落差は15m位かな
その名の通り、黒い岩肌を優しく、しかし水量は豊富に流れこみます
また滝つぼはま~るく広く深いです
ドボンとなったらそのまま飲み込まれそうな雰囲気を持っています
撮影中にKさんが上から手をふっていて、下りてくる雰囲気がなかったので
早めに撮影を切り上げて合流しました(13:44)
駐車場所へ戻りましょう
薄いですが、踏み跡はなんとなくあります
これまでよりは傾斜はないものの、ゆるやかな登り
今回の戻りルートは前回、通ったルートを辿りましたが
赤川の滝群全体ログを見る限り、等高線沿いに左へそれて進むというのも1つの手かも
歩く距離は増えますが高度は変わらずに日塩もみじラインに出られるのかな
ログ地形図ではそんな感じですよね
14:09 に駐車場所へ戻ってきました
前回の間違えたルートがなかったとはいえ、やはり約5時間半の道中は疲れました
それでもこの赤川の滝群はやっぱり素晴らしいです
それぞれ特徴があって滝満腹度が高い、高い
おかわりはいりません(笑)
赤川の滝群・・・熟練者やチャレンジ精神ある人であれば今回の順路で訪瀑してみてはいかがでしょうか
より無難に訪瀑するのであれば階段状の滝、魚止の滝、御滝と見たあとにいったん駐車場所まで戻り
そこから黒滝、銚子の口滝、そして赤滝へのロープ場から
ロープを足して下りて赤滝を見る・・・となりますか
これなら回廊へつりも必要ないし
とにかく素晴らしい滝群なので、ぜひ生で見ていただきたいと思いますが
安易な気持ちで踏み込まないよう、準備、装備、体力を整えて向かってください
このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても当方では一切責任を
持ちませんので、全て自己責任で行動してください
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