夏休みに突入しました。


次男がいない夏休みは初めて。


いつも地雷を踏まぬよう

買い物には親子連れがいない、

小学生がいない午前中の時間帯や

夜の時間帯にしたり、

登下校時間などは避けてきました。


でも予想はしていましたが

夏休みに入りどの時間帯に外出しても

目にする事が多くなりました。


更に初盆も8月に控え、

あの子が帰ってくるなら盛大に

迎えてあげたいとお菓子など

選んでる時はワクワクする時もあれば

何でこんな事、我が子に

してるんだろう?と悲しくなる時も

あったり‥


夏休みとなると、私も子どもも

そうでしたがちょっと浮かれて

楽しい!という気持ちが

大きかったです。


親としては、様々な体験をさせたい

沢山の楽しい思い出を作ってあげたい

そんな気持ちで毎年の夏休みを

過ごしてきました。


だからか、親子連れを見ると

特にキラキラして見えてしまって‥

気持ちが揺らいでしまいます。


この気持ちの揺らぎは私だけでなく、

長男もらしく‥


ある日、お友達とゲームセンターへ

遊びに行った際、次男と同じ学年の

近所の男の子がご両親と楽しそうに

過ごしているのを見たそう。

家に帰ってきて、私に


「何で自分の弟が死ななければ

いけなかったのか分からなくて、

楽しんでる姿に腹が立った」


と言ってきた。


私はどう返答すれば迷った。


「お母さんもそう思うことは沢山あるからあなただけじゃない。

でも男の子が悪いわけでもないし、

あなたが悪いわけでもないし、

弟の◯◯くんが悪いわけでもない。

誰も悪くない。

皆んな、幸せそうに見えるけど

実際は分からないよ。

お母さんと同じく、あなたと同じ年齢の子どもを亡くした親があなたが

友達とゲームセンターで遊んでいる

姿を見て、今日のあなたと

同じ気持ちになる人もいるはず。

気づかず見えないだけで、皆んな

色んな悩みや悲しみを背負って

生きてるのかもしれないよ。

だから、これからは自分自身だけ

考えた行動ではなく、

人の痛みが分かる

小さいことでも常に人に感謝する

ありがとうの気持ちを持って

人の為に少しでも寄り添って物事を

考えれる人になろう。

◯◯くんが旅立った理由は

私達にこんな大切な事を教えて

くれる為だったと思うから。

のほほんと暮らして、

この世の中の人達は人間の大切な

部分に気づかず、

当たり前にできない人達ばかり。

こんな経験したからこそだと

思って◯◯くんに感謝して

◯◯くんの為にも頑張ろう。」


って言った。


長男も夏休み。

長男にも沢山の思い出作りの為に

夏祭りへ

昨年は家族4人で行った同じ夏祭り。

ザワザワしちゃうかな‥って心配

したけど、次男も一緒に楽しんでる

そんな感覚だった。

次男がいたら、こんなゆっくり

夏祭りも楽しめてなかったなー

と思った時は申し訳なかったけど‥😣

ごめんね◯◯くん。


次男と同じぐらいの男の子が

太鼓や踊りをしている姿を見ると、

“楽しく人生歩んでね、頑張れ!”

って応援しながら涙ぐんでしまった。


あの子が旅立って半年


自分で成長したなって思った。


何であの子がいないの?

どうすればよかったん?

もう生きていけない。


その気持ちだけだった自分が、


これからどうすればあの子が

喜んでくれるか?

あの子は使命を果たす為、短い命

に幕を閉じた。

あの子の使命に応える為に、

これから生きていきたい。

→あ、でも長生きしたいとは、

思いません!


そう思えるようになりました。

こういう小さい気持ちの変化や、

小さい事でも出来るように

回復してきた事‥


心が揺らいだって、

気持ちが下がって1日中泣いたって

いい。

あの子で胸一杯にしているだけで

幸せに感じて‥


自分で自分を褒めて、

毎日お空へいる次男にありがとう

毎日こんな私に関わってくれる方達

に常にありがとうの気持ちを持って

歩んでいきたいです。