時間はどんどん過ぎていく、と日記を書く度に思う。

だけど気付けば1カ月書いていなかった。。

こんだけ間が空いてしまうと近況報告でいっぱいになりそうだけど、特に最近変わったことを書いてみる。

まずは、初めて島から出て、サント島へ旅行に行った。仕事もちょっとだけ含めて。

マラクラ島での生活にはとっくに慣れてはいたけれど、やっぱりストレスは溜まっていた。仕事もうまくいくこともあったけれど、当然そう簡単にいかないことはたくさんある。それ以上に居住地であるラカトロの町から一切出られない環境に自然と大きなストレスが溜まっていたようだった。そこで思い切って隣の島のサント島へ旅行に行くことにした。

サント島のルーガンビルという町はバヌアツで2番目に大きな町。一本のメインストリートには様々なショップやレストランが軒を連ねている。一つの目的は買い物。マラクラでは買えない物を買いあさること。今回は醤油、オリーブオイルなどの調味料、スープの素、ワイン、それにキッチン用品、ボディソープ、さらにはシャベルなんかも買った。帰る時シャベルはちょっと重かったけど。。

今回の滞在は丸々一週間。サント島の隊員にはとても良くしてもらい、初日にはカヴァを飲みにナカマル(カヴァバー)へ。2日目には隊員宅で豪勢な食事をごちそうになり、3日目にはサントにある日本企業の方の家で食事をごちそうに、4日目は再度ナカマル、そして6日目は隊員みんなで南太平洋一美しいと言われるシャンパンビーチへ行ってきた。

それ以外の時間にはひたすら買い物、沈没船ダイビング、ブルーホールツアー、リゾートでのんびりなんてことをした。マラクラでは100%できないことをし尽くし、超リフレッシュして帰ることができた。

本当にサントの皆さんには感謝です。

リラックスできたもう一つの理由に英語がたくさん喋れたこともあると思う。

普段ビスラマ語に埋もれた生活で、どうしても伝えたいことが伝えられないフラストレーションが溜まっていた。旅行先で多くの外国人観光客と英語で自由に喋れることで外国語に対する自信を少しだけ取り戻せたような気持ちになったんだろう。

島に帰ってくるとJICAからバイクが支給された。

活動で必要な物として支給されたもの。自分の場合は島内の漁師たちとの交渉を取るためバイクが必要だった。

これで島内各地を自分の足で訪れることができるようになる。閉じこもり生活ともオサラバだ。

早速1週間で2度遠出をしたが、なんせ道が悪い。かなりでこぼこが激しく、さらに道が乾いているためめちゃくちゃ滑る。さらには結構な傾斜のある坂なんかも。。途中で怪我したら助けてくれる人に出会うまでどれくらい待つんだろうと不安になりながら、安全運転。絶対に油断しないようにしないと。

ともかく、色々な町を訪れることができ、島内の地理が分かり、自分のストレスも発散でき一石二鳥。

今後は様々な新しい場所を訪れ調査をしていきたい。