さいとシルバーライフ
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違い

何だかあっという間に、失意のどん底ブログから1ヶ月が経過していました。
その間、新しい職場に就職をし、パートという立場であっても、皆さんにかわいがっていただき、楽しくお仕事をさせていただくようになりました。

そこは民間事業所なので、社風はオープンで和気あいあい。お客様への考え方や、職員の休憩時間の過ごし方など、今までやりたかったことがごく自然に行われていました。同僚さんとランチミーティングをしたり、ちょっと買い物してきたり…なんてところで、個人的お付き合いも進んできています。
職場それぞれの考え方の違いで、こんなにも自分の気持ちが違うなんて、と驚きでいっぱいの1ヶ月でした。


私は、ケアマネパートでは生活が厳しくなるので、今は同じ事業所内にある訪問介護のほうのパートも兼任しています。

はじめての在宅介護。
おむつ交換や清拭なんかは、施設時代にやったことはあるけど、一人あたり(在宅では、当たり前ですがマンツーマンが基本)30分も時間をかけて、排泄介助を行うという夢のような世界。
ゆっくりコミュニケーションをとりながら、たのしいひとときを過ごさせていただいています。

人間の基本的な暮らしを支えること。
特別なことではないように感じます。
けれども、必要不可欠なものです。
政策的には、今まで優先順位が低かったこの地道な作業。
最近、脚光を浴びているので、これを機会になにか見直しになるといいな~、と密かに思っています…



割り切れない思い

頭では整理しているつもりでも、
文章にすると前向きに捉えているつもりでも、

気持ちはガタガタ。

突然、涙したりしょぼん
怒りが沸き上がってきたりプンプン
かと思うと、相手のことを可哀想な哀れみと、慈悲の気持ちが現れたり。

割り切れない思い。

これと、どう向き合うか。

弱いな…私。

勝ち負け

今回の職場の上司は、とにかく「一番」が好きでした。
どの業界でもそうですが、結局、最終判断されるのは実績数などの数字。

特にこの業界は、判断材料に困る部分が大きい。
簡単に済んだケースも、複雑でとっても疲れたケースも、全て同じ‘1’件。現場に携わるものは、理不尽さを感じる。時に、憤りを感じることもある。

そこで、上司の出番。
部下の労をちゃんと認めて共有すること。これが一番、大切だと思う。幸い、私は今までの職場では、いい上司や外部のアドバイザーさんに恵まれて、たとえ数字が悪くても、日頃のコミュニケーションでずいぶんカバーさせていただいていたから、勝ち負けとか順位とかを気にしたことはなかった。けれど、数字はあとから自然についてきていたようだった。


この職場では、私は経験者として入ったから、スタートラインから違って、業務も普通にこなせたし、前職場でたくさんの研修に出させてもらっていたことが功を奏し、プラン作成には自信もあった。

それから、いままでの職場で学んだ気配り、目配り。事業所さんとの接し方のマナー。まめに連絡をとること。

「当たり前」にしていたことに、驚かれる日々が続いた。

多分、上司にはそれが面白くなかったのではないかと思う。

知らず知らずのうちに、負けたと思わせてしまったのかもしれない…

だから、今回はジタバタせずに、スッと身を退いた。負けた、と思ってもらえるように。

真相は、そんなんじゃない。
私は、私のやり方を貫いただけ。
お仕事は、楽しくさせていただいたし、仲間ともたくさん話ができた。ある意味、自分を見失う前に去ることができて、良かったと思う。


人生は、勝ち負けじゃない。人と比べるものじゃない。
大切なのは、
自分らしく、のびのびと、イキイキと、全うすることだから。



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