見えにくさと川柳コンクール | さいたまロービジョンズコーナー

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中途視覚障害による
『見えにくさ』との
組んずほぐれつの
日々の断片を綴っています。

開設日:2024年4月1日

*ガイド--ここより本文です(記事開始)

いきなりですが、
『サラリーマン川柳』という
コンクールを知っていますか?

昨年度からは
『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』
という名称に変更になっています。

これは推測ですが。。

おそらく
略称の「サラ川」(さらせん)ありきの
改称だったんでしょうね。

苦労の跡が垣間見られます(笑)

自分も
特に詳しいという訳ではありませんが、
ネットや
メディア上で見聞きしている限りでは、
あれって
かな~~り面白いですよね(にっこり)

思わず
吹き出してしまうような句があったり、
秀逸な表現で
唸らされてしまうような句があったり。

川柳というものが、
どの程度一般的に
馴染みのあるものなのかは判りませんが、
何の気なしに見ていると
結構楽しめるものなのだと思います。

そして、
ここからが今回の本題です(笑)

実は、自分たちのような
視覚や色覚に障害のある人向けの
川柳コンクールというものもあります!

それが、眼鏡専門店チェーンの
「株式会社パリミキ」さんが企画した
『ロービジョン・ブラインド
      川柳コンクール』
です。
(リンク情報参照)

今年1月末に募集を終え、
3月末に結果が発表された「第六回」では、
およそ 3,500点もの応募があったそうです。

視覚や色覚の障害が
テーマとなっているのは勿論ですが、
このコンクールの一番の特徴は、
当事者自身の他に、
医療や福祉の関係者、
家族や友人といった支援者
それぞれの部門がある、といった点です。

特設サイト上では
優秀賞および部門賞の受賞作品の他に、
100点程の入選作品が確認できます。

それぞれの立場、それぞれの観点で
詠まれた句が並んでいるので、

自分のような当事者にとっては、
「同じ様なことを考えてる人がいるなぁ。」
とか、
「同じように見えにくくても、
      感じ方は全然違うんだなぁ。」
といったような発見がありますし、

当事者や関係者、
そして支援者それぞれが、
どんな風に考えて
どんな風に感じているのかを
知りたい人たちにとっても、
参考になるのではないかと思います。

ちなみに、
今回の「第六回コンクール」では、
セルフレジやタッチパネルの
使用を強いられることで感じる不便さを
描いた句が数多く送られてきたそうです、

応募者の年代等については
一定の偏りがあるみたいなので、
これを視覚障害者全体の傾向と
言い切ることは出来ませんが、
ここ最近の顕著な傾向として
受け止めることは出来そうな気がします。

川柳は、俳句と同じ
「五・七・五」で作られますが、
「季語」を使う必要もなく、
文語体で記す必要もありませんので、
読んで楽しむだけではなく、
応募してみるのも
面白いかもしれませんね!(真顔)

今回も、
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございます。

次回もぜひ、
お立ち寄りください。

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【リンク先】『第六回ロービジョン・ブラインド
            川柳コンクール特設サイト』
【リンク名】メガネのパリミキ/眼鏡でお客様の未来を

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初回掲載日 2024/05/05
最終更新日 2024/06/20