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彩色labo/sai color labo
木村カヨです。
戻り梅雨のような気候ですね。
ポーチを紛失していたことが発覚し
ドタバタの7月突入から、早いもので半月経ちました。
慣れない事が続き、
さすがに疲れも溜まることもあり…
そんな中、映画フリークの職場の大先輩より
とある映画をお薦めされました。
『ひまわり』
今年の2月から起こったウクライナ侵攻。
この映画に出てくる広大なひまわり畑は
ウクライナで侵攻されている南部で撮影されたものとのこと。
テーマ曲は、どこかで耳にしたことのある
美しく哀しいピアノの調べから始まる曲でした。
この映画のテーマ曲だったのか!というくらい
色んな方がカバーされているようです。
映画では、私も幼心に綺麗でカッコいい!と
思っていたイタリアの名優ソフィア・ローレン。
気丈に生きていく女性。やはり美しかった。
そして、マストロヤンニ。
甘いマスクで年々色気の増していかれた
素敵な俳優さんです。
切ない…
明るいイメージのあるひまわりの花。
実際には、ひまわり畑のひまわりの下には
たくさんの兵士達が眠っていて、
たくさんの命が失われた場所。
50年以上経った現在、また同じ場所が戦争の地に。
映画「ひまわり」は、
戦争によって切り離された夫婦の悲哀が
描かれていますが、
夫婦に限らず、親子や友人、大切な人達へ
また同じようなことが起きているのかと思うと、
やるせない気持ちになりました。
あのひまわり畑は、あの丘は、
今どうなっているのでしょうね。
個人的にドタバタの7月で、
できないことはストップ、やらない、
と思ってきましたが、
正直、内心モヤモヤした焦りもありました。
この映画を観終わった頃、
ニュースでも様々なことがありましたが
与えられた運命をどう生きるか、
について考えさせられました。
現代は選択肢が多く、
自由意志が尊重される時代ですね。
それでも戦争のある地域では、
自由も安全もなく生きるか死ぬかで
過ごす方々がいます。
映画「ひまわり」を観て、
不条理さを飲み込んで、
懸命に生きていくということについて
考えさせられた時間でした。
彩色labo/sai color labo