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彩色labo/sai color labo
木村カヨです。
「色の持つイメージ」について、ひっそりシリーズ。
今回は「白」を取り上げてみようと思います。
白・ホワイトのイメージ
新しい、ピュア、神聖、明るい、冷たい、雪、可能性、清潔、軽い、味気ない、完璧主義など。
花嫁の純白のドレス、天使、など、神聖な儀式、祝福などを意味するシーンでは
白は欠かせないカラーです。
新しいスタート、特別感ありますね。
ピュアホワイトを纏ってお幸せになっていただきたい!
また白衣、という言葉にもあるように、病院、医療関係の包帯、シーツなど
白を連想する方も多いと思います。
白衣で緊張感が増し、いつもより血圧上昇してしまうという話も聞いたことがあります(^_^;)
白はすべての光を反射するため、長時間白い色を見ているのは疲れることも証明されています。
インテリアカラーでも白い空間に長時間いると光の反射で
疲れてしまうため、オフィス空間などではグレーなど
白より明度が低い壁の色にしたり
パーテーションや、観葉植物などのグリーンを
置くなどの工夫を施す企業もあるようです。
また、すべての光の色が混ざると白になります。
(加法混色といいます)
セロファンにライトを当てて壁に映すとよくわかります。
赤いセロファン、
緑のセロファン、
青いセロファン、
全て重ねていくと光の色は白くなりますよ。
小さなお子さんいる方は、100均でも手に入るので遊びながら試してみると面白いですよ♫
逆に絵の具の混色は濁ってグレーになります。
(減法混色といいます)
印刷の場合のインクはCMYKと記載があるのを見たことが
ある方も多いと思います。
すべてのインクが混ざり黒で印刷されますね。
デザインに「余白」を持たせた名刺デザインも。
余白を取ることでシンプルに情報を引き立てるデザイン
最近のデザインは、よりシンプルに
色数も彩度も抑えめの傾向になってきているように思います。
「白」の使いかた、参考になるデザイン多いですね。
さて、そんな白・ホワイトについての
色々なイメージ視覚化すると・・・
◇ホワイトのコラージュ◇
天使のイメージもピュアホワイトですね。
陰影で空間に直線や曲線の模様が出ることを考えられた白い空間デザインは光と線の美しさ✨
色み(色相)、明るさ(明度)、鮮やかさ(彩度)を表すPCCSトーン表
一番左側の白~灰~黒の並ぶ縦のラインは明るさを表す明度。
上(白)に行くほど明るくなり、白は1番明度の高いカラーとなります。
この白~黒には無彩色と言われているように彩度はありません。
PCCSとは財団法人日本色彩研究所によって開発された色彩体系。
色みの「色相」・明るさの「明度」・鮮やかさの「彩度」の
色の三つの属性を表しており、
「明度」と「彩度」を融合した「トーン(色調)」を
一つのサークルにした表は配色を行う際に色彩調和を考えることに用いられています。
白って、着てもイマイチな色があるのはなぜ?
オールホワイトコーデ、憧れるけどちょっと気負ってしまう
という方へ
白、と、ひとことで言っても実は白にも
黄なりっぽい色、ハイターをしたような蛍光っぽい青みがかった白といろいろあります。
こんな風に書くとすでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
ブルベの方に黄なりっぽい白は
しっくりこないという方が多いですね。
冬の白、着たくなっちゃいますね♪
「パーソナルカラー分からない」
バッグや靴に差し色を入れるのも素敵ですね♪
オールホワイト、アイテムを重ねたレイヤーコーデはおしゃれ番長感あります。
なかなか敷居が高い、という方は画像にもあるように羽織るものやジレを活用するのも良いですね。
オールホワイト「着てみたい!」の気持ちとおもい切りが大事です✨
異素材で、セットアップで、チャレンジなさってみてはいかがでしょう。
夏は白いシャツ、冬には白ニットやアウターなど
クールさ、可愛らしさ、ナチュラルな感じも
さまざまに作れるのが魅力の白、ホワイトです✨
白は気持ちがダウンしている時、
心身ともに疲れている時には
なかなかに手が伸びないカラーかもしれません。
なにか新しいことを始めてみようと思う日、
新鮮なシャキッとした気分に白トライしてみられるのもアリかと
「余白」という言葉もありますが、
ないけれど、そこに在る、という白。
ファッションのみならず、
効果的に使うことで目を引くカラーデザインになりますね。
ほかにもあります
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