これが堪える…
1日2日なら、どうにでもなるのですが。
毎日となると睡眠不足が蓄積して、なんとなく不調だったり、なんとなくイライラしてしまう。
夜泣きする子供のママはずっとこんな感じなのかと、今更ながら体験しました。
でも、思い返してみると、今までも夜泣きしてた時期があったんですよね。
たぶん一週間以上夜泣きするようなら、その度にねんねトレーニングをして是正してきた気がします。
是正されてしまえば、喉元過ぎて熱さ忘れ、夜泣きしない子という認識に上書きしてたみたいです。
ということで、1歳8ヶ月の娘の夜泣き是正にトライ。
気をつける事は主に2つ。
①寝かしつけの時に抱っこしない。
②泣いても対応しない。
①は生後数ヶ月の時から、出来る範囲でやってきたことです。
でも風邪をひくと、痰が絡まって寝られなくなるので、抱っこして縦の体勢を保ったまま寝かせる必要が出てくるんですよね。
その2週間くらいで、抱っこでねんね出来る味をしめてしまう。
それで風邪が治っても抱っこをねだるので、ついつい抱っこで寝かしつけるのを許してしまってました。
何より、抱っこした方が早く寝付いてくれるから。
でも抱っこで寝かしつけてしまうと、夜目が覚めた時にも抱っこを要求するようになってしまう。
夜泣きの一番の要因はここにあると思っています。
なので、もう抱っこしないよーって声をかけて、しっかり眠くなるまで遊んで、ベッドに転がして寝かせました。
②泣いても対応しないのは、子供に理解させるため。
「泣いたらママが起きて構ってくれる」と学習してしまっているので、それを強制的にリセットします。
寝かしつけの時も、夜中に目が覚めた時も
「泣いても何も起こらないから、自分で寝るしかない」と学習し直してもらいます。
泣いたら「もうあなたは1人で寝られるでしょ。寝なさい。」って優しく声をかけます。
「ママは毎晩起こされると具合が悪くなっちゃうの。具合が悪いと遊べないし、お世話できなくなっちゃうよ?それじゃ困るでしょ?だからもう一人で寝ようね」とか
色々説明します。
でもそれだけでは子供は受け入れられないので、最後はやっぱり実力行使です。
全力で無視。
「ママー」って叫ぶので滅茶滅茶心が痛みます。
でも中途半端に応えると、子供は混乱したり期待したりしてしまうので、もう反応しないと決めたら断固貫きます。
心が痛む時は、自分の眠気に集中します。
普段は無理矢理蓋をしている「あーこんなに眠いのにうるさいなー」って思う気持ちに専念します。
どうしても対応が必要な場合も、パパに行ってもらった方がよし。
我が子の場合、30分くらいで泣き過ぎてちょっと吐きました…ので、1日目の最後はパパに抱っこして寝かしつけてもらいました。
スパルタなネントレの成果か、2日目はグズってもお水を飲ませて少し声がけしたら大人しく自分で寝てくれて、3日目は水をあげただけですんなり寝て、4日目以降は朝までぐっすり寝てくれるようになりました!
夜泣き是正成功です。
2ヶ月ぶりに「普通の睡眠」を手に入れられて、ようやく体調不良を脱することができました。
ああほんと、睡眠不足ってつらすぎた。
ママが体調不良だと、結局24時間イライラしてて、パパにも当たりきつくなるし、いいこと何もない。
「自分で寝る」という事は、子供にとって悪いことではないので、お互いにほんの数日頑張れば、その先はみんなハッピーな未来が待っているのだ。
夜泣きって是正できるもんだね。
昔は半信半疑だったけど、こうも結果が出ると、夜泣きは大人の対応が繰り返させているものなのだと、思わざるを得ない。
日本のスタンダードな育児では、ねんねトレーニングの正確な情報は入ってこない。
普通の育児本にも書いてないし、保育士さんも知らない人が多い。
私が参考にしているのは、フランスの育児と南アフリカの育児。
取り入れたい所だけカスタマイズして取り入れてます。
目からウロコの考え方があったりしたので、海外の育児法についてもっと知見を広げたいと思う今日この頃。
夜泣きによる睡眠不足に悩むママは、パパとの寝坊闘争についての記事もどうぞ。