トップメッセージには、会社を取り巻く環境として、


新型コロナウイルス感染症対策措置が続くなかで、一部に持ち直しが見られたものの、総じて厳しい状況でした。


世界経済は、緩やかな回復基調となりましたが、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー、資源、穀物価格の急騰やサプライチェーンの混乱など、先行き不透明な状況が続いている、と記載されていました。


上の2つは、どの会社でも記載されていますね。

コロナウイルスは、自然現象なら仕方ないかもしれませんが(中国による人災とか陰謀論もあるようですが)、


戦争は、経済に大きな影響を与えるんですね。ウクライナという世界の穀物地域だったからなのかな?


 当期連結業績は、売上高は、前期比+28.7%となっていますが、


営業利益、経常利益、当期純利益、ROEは前期比で-です。


理由は、原料コストの急激な上昇と、販売価格の形成タイムラグにあるそうです。


 経営計画数値の一部変更なついてという項目では、売上高は大幅に増加したので、売上高目標を4000億円から5400億円に上方修正したそうです。


 2022年度の取り組みについてでは、あらゆるコストダウン施策を実施したうえで、適正な販売価格の形成に取り組むそうです。


消費者としては、コストダウンはうれしいんですが、何十年も給料が上がらない現状を考えると、適正なコストダウンというのを探して欲しいな、と思います。


従業員の給料を削ったコストダウンは、持続可能なのか?とか思ったりするんですよね。


 次期連結業績予想について、今期は約85億円だった純利益を、次期は92億円を見込んでいるそうです。


 当期の配当は、期初の予定どおり、年間配当金90円(中間45円、期末45円)とし、次期配当も、当期と同額を予定しているそうです。


 日清オイリオグループは、TFCD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同を表明しているそうで、


気候変動に伴うリスク、機械の分析結果を開示したそうですが、その内容はHPをご覧下さい、との記載にと留めていました。


 日清オイリオグループ人権方針を制定したらしく、こちらもHPで掲載しているさうです。


 女性活躍推進法に基づく優良企業として「えるぼし認定(2つ星)」を取得したそうです。

 また、健康経営優良法人2022~ホワイト500~に認定されたそうです。


日本空調サービスも、ホワイトな印象を受けましたが認定という言葉はありませんでした。


どの企業が働きやすい環境なのかは、わかりませんが、ホワイトな企業が増えて欲しいですね。


 大株主の状況で1位は丸紅で16.01%を保有しているそうです。


 他の銘柄でも、大株主に総合商社が出てくるのを見たこともあったので、総合商社の株を持てば、間接的に日本の会社の多くを保有することになりそうですね。