前回は、ENEOS-HD(5020)の事業報告を読んだを書きましたが、めちゃめちゃ長くなってしまいました。


今回は、その10%くらいで書き終えそうな予感😄


事業の経過及び成果

新型コロナウイルスや国内半導体工場の火災などにより、部品供給の停滞もあり、一部の産業で生産活動への影響がみられる状況が続いているそうです。


建設業関連業界は大型需要が少ないことから、ゼネコン、サブコンが中小型需要に参入する状況があり、競争が激しくなっているそうです。


得意先要望に沿った営業活動、新規顧客開拓、市場動向への細心の注意を払うなどして適正利潤の確保を行った結果、

連結売上高は前期比107.6%

営業利益は前期比102%

経常利益は前期比101.7%

当期純利益は前期比101.7%となったそうです。


初めて田中商事の事業報告を読んだので、以前のことはわかりませんが、業績は回復傾向にあるんでしょうね。素晴らしいです。


設備投資の状況として、1億243.7万円使われたそうですが、主に、車両買換によろもので、自己資金を充てられたそうです。


資金調達など、いくつかの項目が記載されていましたが、いづれも「特筆すべき事項はありません」

や「該当事項はありません」となっていました。


セグメント情報も少し載っていました。

61期売上高(おそらく連結です。)と構成比を記載します

電線類 106億8293.3万円 32.3%

照明器具類 56億7819.7万円 17.2%

配·分電盤類 81億482万円 24.5%

家電品類 51億3803.6万円 15.5%

その他 34億7922.6万円 10.5%

合計 330億8321.4万円


5つのセグメントがあって、どの項目も10%以上の割合を持っているのは、バランスがとれているようで良い印象を受けました。


財産及び損益の状況

58期から61期まで記載されていましたが、

売上高1割増

経常利益1割減

純利益1割減

EPS約6%減

総資産約5%増

純資産1割増

BPS約1割増となっていました。


新型コロナウイルスの影響があるはずなので、まずまずの成績をだしているんじゃないでしょうか。個人的には、満足できましたし、今後、期待できるかな、といった印象でした。


重要な親会社及び子会社の状況

親会社は、該当ありません

子会社は、カワツウという子会社があるようで、資本金1000万円、議決構成比100%、弱電、防災設備等の施工が主要な事業内容となっているそうです。


親会社があった方が、安定したりするのか、知りませんけど、親会社が無いって格好いいとか思っちゃいましたw


対処すべき課題

半導体をはじめとする各種部材、製品の需給逼迫やウクライナ情勢等による資源価格高騰の影響、国内外の景気見通しについて予断を許さない状況が続くと予想されます。


資材価格の変動を早期に販売価格へ反映させる等して利益率を改善するとともに、得意先ニーズを的確に捉えた営業活動、物件情報管理、人材育成の推進を図ることで経営基盤強化に取り組むそうです。


使用人の状況

414人(17名増) 平均38.9才 平均13.2年勤続


大株主

1位 河合宏美 15.7%

2位 河合きよ子 15.7%

3位 日本マスタートラスト信託銀行(信託口)8.2%

4位 ステートストリート バンク アンドトラスト クライアント オムニバス アカウント オーエムゼロツー 505002 5.8%

5位 野村信託銀行(信託口) 2.5%

6位 従業員持株会 2.2%

9位 トウテック株式会社 1.6%

10位 森田健 1.3% となっていました。


個人名で、二人の河合さんは、創業者一族なんですかね?役員の方では、名前はでていませんでしたかだ。(ちなみに、森田さんも、役員に名前はありませんでした)


トウテック株式会社は、付き合いのある会社なのかな? 四季報見たら、わかるかなぁ


思いの外、長くなりましたが、記載する時間でみると10%くらいで済んでますw