読んだ第一印象は、商品の宣伝です。
とにかく商品名が多くでてきましたね。もちろん、売上高や経常利益(前期比○%高)なども記載されてますが、商品名が出てくる回数が非常に多い。
それだけ細かく報告していると解釈することも出きるけれど、何だかなぁと思いました。
セグメント別の業績を見ると、アメリカ、欧州、オセアニア、アジアがあり、大小の差はあれど、すべてのセグメントで利益をあげていて、素晴らしいと思いました。
しかし、日本以外のセグメントを合計しても、日本の売上や営業利益に及ばないのは、残念だな、と思いました。
中期経営計画を見ると、いろいろと書かれていますが、なんか伝わってこないんですよね。
考え方は間違っていないと思うんですが、もう少し深掘りできる余地が残されていそうな気がするんです。
上から目線になってしまいましたが、僕には、刺さらない中期経営計画でした。
貸借対照表を見ると、自己資本比率は、40%以上あるし、固定比率だと、110%~120%の間くらいでした。
損益計算書を見ると、売上77078に対して、原価50664なので、ざっくり70%以上が、原価みたいです。
当期純利益は、4341なので、ざっくりと5%くらいでした。
キャッシュフロー計算書は、載っていませんでしたが、貸借対照表には流動負債より多い、現金及び預金が記載されてるので、問題はなさそうですよね。
ここまで読んで思ったのは、財務は良いが、ROEは高くなさそう。
原価率は低くは無さそうだから、円安に対応出きるかな?とか、日本の子どもの数が減っていくので、海外からの売上を増やせるかが気になりました。
IR BANKなどで、過去数年のセグメントを確認できれば、保有を続けるくらいは出来るかなぁ、という印象でした。
高齢者用の玩具?も開発しているようで、頑張っているようなので、ヒットする商品があれば、美味しくなると思いますが、どうなりますかね。
長男が、幼稚園に入る前くらいにタカラトミーの株を買ったので、8年くらい保有してるんですが、
次男を含め、我が家の子どもたちは、タカラトミーの商品を泣くほど欲しがることって、少なかったと思うんですよね。
親の立場としても、この玩具は、是非、買い与えたいという商品も無かったし。
売却するべきかなぁ、と考えてしまう結果となってしまいましたが、どうしようかなぁ。