赤の他人の中にいても
素の自分でいられるように
自分のペース取り戻すことが、
今後の私にとって
一番大事だと気づいて
先週から外に働きに出た。
練習のため＆お金のために。
親の介護の経験や
人のサポートが好きな性格を
活かそうと、
高齢者の介護予防フィットネスで
機能訓練指導員になった。
なってみたら仕事はやっぱり
向いてて、良かったんだけど、
高齢者の送迎も
仕事だと分かった。
8人乗りの大きな車で
1日3ルート、通ったこともないような
細い裏道を時間内に走り回る。
えぇぇぇぇぇ・・・・
私、10年くらいペーパードライバー
だった後、軽自動車で近所しか
運転することがなくて、
しかもパニック障害にとって
お客様をのせて運転って
めーっちゃんこハードル高いの。
こ、怖い・・・・・・
お客様のせて発作起こして
途中で立ち往生したらヤバイ
でもさ、素の自分でいられたら
一人なら運転できるんだから
別に普通に出来るはずだし、
こうやって、
「コレは無理、アレは無理」って
いちいち病気の特徴に左右されて
生きるのなんて辞めたい。
だから、具合悪くなってもいいや
って、悩んだ末にようやく
チャレンジしようと決めた。
・・・決めた・・・んだけど、
HTLの配信聞いたあとに
朝ふと、
「他にめっちゃ好みど真ん中の
私にぴったりの職場があっても
それやる？」
って自分に聞いたら
チャレンジしたいとかって
嘘なんじゃないかと思った。
そして、これもふと
なぜかもう一度求人情報を
検索してみたら、
もし今まだ
バイト先が決まってなかったら
絶対応募したであろう求人が
見つかった
あれ？
この制限乗り越えたいとか言って
私ただもう他になんか見つからない
って思い込んでただけ？？？
はじめっから送迎のこと
知ってたら、応募してた？？
あれあれ？
辞めるのもアリか？って考えたら
浮かんでくる上司のガッカリ顔、
・・・・・これは何？？？
あーまた面接とかめんどくさいな
とも思ってるぞ？
あーまたお金入るの遅れる～
とも思ってるぞ？
んんんん？？？
私、
自分に合う仕事場がみつかるまで
根気よく探してあげるのを
サボってただけ～～～？？？？
面接でお世話になった
責任者の部長さんは女性で
なぜかスピの話まで通じて
面接で盛り上がった。
とても好きな感じの人で、
年齢も境遇も近くて、
なんだったら友人になれる
かもなんて思うほどで。
とても私の人格をみて
気に入ってくれて、
私が来るのが楽しみだと言って
期待してくれてた。
その期待を裏切るのが
イヤだった・・・・・
これまでもずっと、
なんとなく何でもこなしそうな
空気出してるから、
仕事始めるとそうやって
気に入られて期待されて、
当たり前にその期待に応えて
気づいたら倒れるまで無理して
強制終了してた。
だから今回はデキる人風をやめて
マイペースに働くこと覚えるぞって
外に出たはず。
なのにもうすでに
期待に応えようと、
苦手なことに挑もうとしてる
迷って悩んでいるうちは
こんなこと気付かなかった。
乗り越えられるのが良いこと。
どうやったらこれが平気で
できるようになるか？
それしか考えてなかった。
辞めるのを考えてみて
他にも仕事があるのを見て
ゴチャゴチャ考えなくても
ただいいな
と思える方の仕事を
したいなと考えてみてはじめて、
期待を裏切るまいとしてる自分に
気がついた。
早速上司に連絡。
頑張れることなら頑張るけど、
今の私に頑張れない分野は
どうしようもない。
具合悪くならないようにとか
緊張しないように、なんて
頑張りようがないんだもの。
辞めるって言ってみたら
逃げた感じがして
イヤな気分になるかもしれない、
次がもっと怖くなるかもしれない
とも思ったけど、
あれ？なんか気分爽快
期待されて入ったばっかで
すぐ辞めるなんてヤラしいな
ヒンシュクだよなぁって
それを避けてただけだったんだ。
期待を裏切りたくないとか
あーだこーだ言ってて
ヒンシュク買うのがダメだと
思ってただけだ。
考えてみたら、
倒れて強制終了になるまえに、
自分から自分のために
ヒンシュクな選択したのなんて
はじめてだ
これ、周りのためより自分のため
を選んだ時の爽快感だ
社会的には多分サイテーだけど
私には大切な一歩を
踏んだような気がする。
