RAY DAVES  ~STORYTELLER~  1998

 

 

 

 

飲んでいるか寝ているか食べているかの毎日です。

 

「私は仕事もしてるわよ」

「まあな」

 

 

 

「ごはんも作ったわよ」

「お見逸れしやした」

 

 

 

「私がスシローをおごろう」

「いいよいいよカッピが出してあげる」

「では高い皿を取ろう」

 

 

 

「なかなかスシローで4000円は食えんな」

「半分はおっちゃんのお酒よ」

 

 

 

「山行かへんの?」

「ガソリンとヒザが消耗するからな。お蕎麦を食べに行こう」

 

 

 

高鴨神社のそばにある『そば小舎』さんです。

私は焼きなすそば、カッピはおろしそば。

そば粉100%でちょっと汁がゆるいように思いましたが、そばを味わえと言うことでしょうね。

 

 

 

以前は高田市内に店を出しておられたようです。

ごちそうさまでした。

 

 

 

『そば小舎』は『葛城の道歴史文化館』と併設です。

拝見して行きましょう。

御所の街はずいぶん歴史があるのですね。

涼しくなったら歩きます。

 

 

 

「こら!、国見山を踏むな!。バチ当たり!」

「おっちゃん、神武天皇社を踏んでるわよ」

 

 

 

ここでお蕎麦を挽いているようです。

お見事。

 

 

 

「せっかく来たんだから高鴨神社もお参りしようよ」

「おっ、茅の輪がかかっている」

 

 

 

待て待て、ちゃんと作法があるのや。

 

 

 

♪ 夏越の祓えする人は 千歳の命得ると言ふ ♪

♪ あ こ~りゃこりゃ ♪

 

 

 

「合いの手がいるのね」

「こういうのは景気ようやらんとな」

 

 

 

♪ 夏越の祓えする人は 千歳の命得ると言ふ ♪

♪ エンヤコラセ~ ドッコイセ~ ♪

 

 

 

ここは最近パワースポットとして有名なのだそうです。

社殿は撮影禁止なので池の鯉と奉納のお神酒をどうぞ。

 

 

 

楠公さん男前!。

 

 

 

おそば屋さんのメニューにあった風の森酒造の日本酒あるかと道の駅に来ましたがありません。

御所駅前の吉川酒造さんへ行けばあるとのことですが、そこまでして欲しいわけでもないのでまあよろしい。

昼からカッピ号の車検なのです。

 

 

 

「そんなもんもろてどないするのや」

「枯れ木に花が咲くんだって」

「じゃあ私が撒こう」

 

 

 

 

 

ちちははの代理の茅の輪くぐりけり

 

皿ばかり大きいだけの夏料理

 

ストレートノーチェイサーの芋焼酎

 

 

おそまつさまでございました。