高橋幸宏 ~WHAT ME WORRY?~ 1982
昨晩の喧騒がウソのような御徒町界隈。
動物園の開園は9時半なので下見に上野恩賜公園を散歩します。
まずは寛永寺。
政僧が権力者にゴマを摺って建てたお寺です。
刃傷沙汰でも有名。
不忍池を初めて見ましたが蓮畑なのですね。
弁天島にはいろいろな『塚』が建っています。
『糸塚』『時計塚』『眼鏡塚』『鳥塚』、など。
己の生業に対する敬意ですね。
弁天島の北側はちゃんと池になっていて貸しボートなどもあります。
デブなのか身ごもっているのかよくわからないですが。
寒そうな猫を見ると胸が痛みます。
勝手なもんです。
上野東照宮。
関東は東照宮多いですね。
この時点でまだ7時半ですが、上野動物園の入場門前はこの行列。
中国へ帰るパンダを一目見ようと言う人たちです。
知らなかった・・・、私のパンダはずっとランランとカンカンだから。
パンダはまたこんど。
もう少し歩きましょう。
ヒルマ歯科医院。
夜はやっていません。
前にも書いたような・・・
初代そば助さん。
大阪みたいなノリもあるのですね。
浅草へ来ました。
立ち退き問題でもめている仲見世の裏を通ります。
ロバが笑っています。
フレーメンの音楽隊。
浅草寺はもういいので隅田川を渡りましょう。
東武鉄道の鉄道橋の下に歩行者用の通路ができて恋人の聖地になっています。
なにせこの前来たのがカッピと日光へ行った20年前。
そらいろいろと変わりますわ。
東武鉄道の『けごん号』は正面にチャリのある列車で、小田急のロマンスカーとともに鉄道少年のあこがれでした。
向島へ来ます。
この20年でいちばん大きな変化はこれでしょう。
二上山より高い塔が日本語を話す人々によって建てられたのです。
カミナリは落ちて来ませんが、午前の降水確率は70%です。
そろそろ雲行きがあやしくなってきました。
鳩の街通り商店街へ行ってみたかったのですが・・・
よくわかりませんでした。
もう降り出しそうだったので東武線の曳舟駅から宿へ帰ります。
宿をチェックアウトしたらこだまの自由席で帰ります。
新大阪まで4時間ほどかかりますが、動物園に行くつもりだったので時間は余裕です。
昼酒は至福。
大阪の雨はもう止んでいたので布施から八尾まで、この日は3万歩ほど歩いたのであります。
ああつかれた。
のぞみ去るこだまは還る冬の旅
おそまつさまでございました。