TODD RUNDGREN ~LIARS~ 2004
トレーニングは千早本道へ。
今年はまだ2000mを超えていません。
山名板の下にお魚が出現。
木に拠りて魚を求むか。
下山後靴を洗おうと思ったら・・・。
なんと、高城茶屋も水場もなくなっていました。
もともと地主さんのご厚意で利用していたのですから、水場がなくなって文句を言う筋合いはありませんが・・・。
気づきませんでした。登りしなは真っ暗でよくわからなかったのです。
飲食店の関係者がよく水を汲みに来ていたようなのでちょっとツラいでしょうね。
「そんなわけでカッピ、これからは靴は持って帰って洗うのやぞ」
「靴を汚さずに歩けばいいのよ」
「けけけけ、ハナ出るわ。ズボンは汚すのやろ」
「おっちゃんケータイ鳴ってる」
「・・・めずらしい、おじいちゃんや」
「あのな、歌舞伎の券があるのやけど、明日あんたらふたりで行かへんか?。Kちゃんの退院する日を間違えとったんや。キップが無駄になる」
「さよか、そんならもらいに行くわ」
これやな、昼の部『八重桐廓噺』と『浮かれ心中』
「おっちゃん、この券って高いのとちがうの?」
「さあ、生協の案内書で購入したから割引があったと言うとったが・・・」
「なんか悪いわね」
「子供がお金の話をするものではないよ。素直にもろといたらええんや」
「明日まで時間がないぞ!、ストーリーを把握しておかないと歌舞伎はわからん」
「おー」
人生初松竹座
人生初歌舞伎
「解説用のイヤホンを買うわ」
「予習したのではないのか?」
「わたしはおっちゃんみたいに見栄張ってわかったような顔はしないの」
「9割9分女性客ね」
「役者狂いのおばちゃんらやろ。勘九郎と七之助はえらい人気やな」
「『おばはん』なんて言ったらダメじゃないの」
「『おばちゃん』て書いたぞ」
「ええか、最初に出てくるのが八重桐で屋敷の中で芸を披露しているのがたばこ屋やで」
「うるさいわね、わかってるわよ」
「いやあ面白かったな。浮かれ心中は普通のお芝居でわかりやすかったし」
「切腹の人はなかなか死なないのね」
「やっぱり人が死ぬところはおもろいな。『ながながと切腹の場や夏芝居』」
「誰の句?」
「大木あまりさんや。『丘青むやたら殺してギリシャ劇』なんてのもある」
「あたあやあっ~、て叫ぶ人いてなかったわね」
「マスク着用で会話や声掛けなし、幕間の食事もダメやったし、そりゃ腹も減りますわ」
「もうイッパイ飲んでええか?。味が濃い」
「いいわけしないでも飲めばいいのよ」
「なによそれ?」
「勘九郎がネズミに乗って飛んでたやろ?、その時撒いてはった紙吹雪」
「甲子園の土みたいなもんね」
知らんぷり知つたかぶりに日雷
おそまつさまでございました。
(最後の画像は拝借)