体操教室と私。 | こんなさほ◆あんなさほ

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今日は長男の体操教室。

一年に3期あって、各10回。もちろん休んだことも何回かあるけど。
来週で今期は終わる。30回近くいったのか~。

通うの大変だったから、感慨深い。


でも、ただ・・・
区でやっている格安の講座。
(なんたって、一回に対して、講座費より、交通費の方が高い)
40人位の子供に対して2人の先生。


そうそうちゃんと見てもらえないので、上達はしなくて、ちょっとモヤモヤ。

毎回抽選があるので、3回連続受けられたのはラッキーであるけれど、1年やっても、特に何が変わったというわけでもなく。

幼稚園で、どこまで習っているのかわからないので、幼稚園効果か、教室効果かもわからない。


ただ、来年のクラスのことについて、ちょっと先生と話しててハッキリしたことがあった。

「この教室は、なにかできるようになるのが目的ではなくて、用具などに慣れることを目的としてます」

という話。


ああ、そうか。当たり前だったかもだけど・・・そうなんだ。

色々できるようになって欲しかった気持ちとしては、ガッカリもあったけれど、ハッキリして、スッキリ。

他の教室に通えば、跳び箱飛べたり、色々上手になるんだろうけど・・・。どちらにしても、これ以上のお金は出せないし。
幼稚園児だったら、「経験」だけで十分かなとも思う。


何より、本人、楽しくて仕方ないみたいだから。


毎回、何かを始める前に、一人選ばれて、見本をさせる。
今日、長男が選ばれていた!
「ここは、おいものように転がって・・・ここでトランポリンをして・・・ここで跳び箱!ここで・・・」
というように、長男にやらせながら、みんなに説明するのだ。

いつも飛ぶ気配もない跳び箱、みなに見られながら、先生とやったら・・・どよめきが起きるくらい、もう少しで飛べそうだった!


母、胸高鳴る(笑)

ちょっと感動。←まだ飛べてない


が、いざ、皆でやる時になると、先生は見ていないし、タラタラと走って、ダンと踏み台を使うことなく、跳び箱の一番前にペタン。そんな繰り返し。

もちろん口出しできないけど・・・。せっかく、ここまで通ってるんだから、上手になる云々の前に、ひとつひとつ大切に時間を過ごして欲しいなぁ。家に跳び箱あるわけじゃないんだし。

何より、だって、さっき、飛べそうな気がしたから。


思わず、帰り際に、「これからも続けるなら、もっとひとつひとつちゃんとやって」と言ってしまった。余計なことを・・・


来月から年長さん。
「楽しければいい」もいいんだけど・・・
いつから、そこからもう一歩、背中押していいのかな。

指標がないから、難しい。


基本、自由に育てたい。でも、年齢に応じた「教えていかなくてはらないこと」があるよね、きっと。
そのへんが難しい。

逆もね。「まだ、それを期待するのは早い」とか・・・。

まだまだ5才。だけど、どんどん成長している。


教室の間、ママ達は入れないようになっているんだけど、入口や窓からのぞくことはできる。
ママ友同士で来ている人達は、たいていロビーで話に花を咲かせている。連れている下の子らも、ほっておきっぱなしだ。


私も、誰かいたら、話しているとは思う。


だけど・・・
我が子が、一生懸命体操している姿、毎回少しずつ成長している姿。
下の子だって、ただめちゃくちゃ走りまわっているんじゃない。同じ年頃の子とやり取りしてたり、かわいい仕草たくさんだよ。

もったいないなぁと思う。
ちゃんと見てあげたらいいのにと思う。
(まあ、教室は見れないのが前提だけど、チラッとだけでもね)


ママ友いない私のひがみかな?


でも、私は、教室の間の1時間。楽しく待つことができる。
今日も、楽しそうだった、長男、そして次男。


4月からは、時間も遅くなって、ますます通うのがつらいけれど、もうちょっとがんばってみるかな。