手術当日
2月6日
いよいよ手術の日となりました。
この日は小麦の12回目の誕生日。
朝、面会に行くと、毛剃りされた小麦が。
あらわになった小麦の姿を見て、やっぱり年を取ったなあ、と思う
私たちより年上の小麦、大きな手術に挑むね。
大変だけど、がんばって!
ほんとうにたくさんの人が小麦を応援してくれている。
顔も見た事もない人たち。
ありがたいと思う。
小麦、必ず帰ってきてね、と送り出した。
看護師さんに預ける時、普段なかない小麦が
「キュウ〜ン」とないた。
胸が締め付けられた
小麦は2番目の手術なので、2時頃始まり、7時頃終わる。
手術が終わってからゆっくり覚醒させて、9時頃には会えるという話だった。
なので、私たちは一旦家に帰って体を休める。
先生には9時頃来て下さい、と言われたけど、家にいても落ち着かないし7時に行けば結果がわかると思って7時過ぎに病院へ。
ところが、まだ手術中でもうしばらくお待ちください、と。
いやいや、そのくらいは想定内、と思っていたけれど、8時になっても9時になっても呼ばれない。
さすがに心配になってきた。
ちょっと時間かかり過ぎじゃね?
10時頃、ペースメーカーを作動させるらしき人が出てきたので、終わったかな?と思ったらウラも人の動きがあって、やっと先生のお話し。
かなり難しい手術だったそう。
この半年くらいで、一番難しかったと仰ってました。
小麦の心臓は普通とは少し違う向きについていたそうで、そこに少し手こずりました、と。
あと、心臓の弁を支えている太い腱索が2本あるそうなんだけど、小麦はその1本が根元からぷっつり切れてたそう。
「よくこの状態でなんともなかったですね」と。
手術の前日の夜もすごい徐脈になってて、ここで手術出来たのは良かった、と。
とりあえずは1つめのヤマは越えた。
良くがんばったね。小麦。