福岡の中心地である博多・天神
イメージとしては天神は遊ぶ街、博多はオフィス街といった感じです
買い物も遊びも飲みもデートも、「とりあえず天神で」というくらい、天神は若者の活気が溢れる街でした
そんな天神を一新する、大規模な再開発プロジェクト「天神ビッグバン」が2015年からスタート
天神ビッグバンは、警固断層等のリスクがあるなか、更新期を迎えたビルが耐震性の高い先進的なビルに建て替わることにより、多くの市民や、働く人・訪れる人の安全・安心につながるもので、さらに都心部の機能を高め、新たな空間や雇用、税収を生み出すプロジェクトです。
正直、コアもビブレもイムズも潰すって聞いたときは「正気か?!」と思ったものです。
他県の方はあんまりピンとこないと思うのですが、渋谷で109潰すっていうくらい福岡の若者にとってはデカいことでしたw
2020年・2021年にビブレもコアもイムズも閉館し、コロナ禍ということもあって街の活気はなくなったように思えました
ほんと、ビックリするくらい人がいなかったんですよ…!!
それからなかなか天神に足を運ぶことはなかったのですが、先日ひとり時間をもらえたので、久しぶりに天神の街をぶらついてみることにしたのです(春日原駅から特急に乗りたかった)
行きたかったのは福岡大名ガーデンシティ!
あのリッツカールトンが天神にできて、芝生の広場が一体化してるらしいのです
早速天神の駅を出て新天町横を歩きます
学生時代めちゃめちゃ通ったタイトーステーションの前を通る頃、
リッツカールトンが見えてきました
大名にこんなにデカい建物があるのが違和感ありますね〜
福岡は空港が近いので、ビルの高さも普通の都市部よりは低いのです。
それが天神ビッグバンで緩和されたみたいですね
近くにあるのは分かったものの、どう行けば分からなかったので、とりあえずまんだらけ方面に行ってみると、ちょうどまんだらけの手前・道向かいに入り口がありました
なんかかっこいいモニター広告が……。
福岡に初出店したヌメロやクラフトビール屋さんを抜けると、芝生!!!
きゃー!!!素敵ー!!!
目の前にあるのが旧大名小学校!
学校の建物はそのまま、スタートアップ企業の支援を行ってるのです。
このスタートアップ支援にはfgn.という名前がついているらしく、いろんなスポンサーが付いてますよ〜
小学校の建物とリッツカールトンが調和してるのがなんか圧巻でした。
ラピュタみも感じる……。
このガーデンシティには保育園、公民館、お年寄りのいこいの家もあって、市民にも身近に感じられる施設になってるみたいです。
入って左手には人工の小川や子どもたちの遊ぶ場所もありました
階段を登ってみるとこんな感じ!
いや〜いい雰囲気ですね〜
スタートアップの人たちなのか、若い人たちが制作したり撮影したりする風景も見られました。
専門学生っぽい人たちもいたかな?
芝生や遊び場、保育園もあるので家族連れも日常的に訪れたくなりますし、
横にはオシャレなクラフトビール屋さんもあって会社帰りや休日の大人たちも楽しめる。
スタートアップなどの挑戦する若者もいて、そんな福岡市の活気をリッツカールトンに訪れた他県・他国の人たちも見ることができる。
ピカピカの建物で囲むわけでなく、旧大名小学校という古い建物を利用したスタートアップ支援も混ぜてくる。
めちゃくちゃ計算されてるなと!
市民にも、そうじゃない人たちにも愛される施設なんじゃないかなと思います!
なんか昔の自分や天神を思い出しましたね。
天神って、東京みたいに〇〇系はどこの街に揃ってるみたいなことがなくて、高いお店も若い子向けのお店も区分けされて混在していたのです。
大人ファッションはイムズ、ギャル系ならコア、パンクファッションが好きならビブレの地下、ガチの服好きは大名、オタクは親富孝(だいぶ古い話)とかですねw
だからこういう混在して、それぞれ活気がある感じがなんとも懐かしいなと思って。
いや〜天神の活気はまだまだ健在なんだなと思い知らされました!