こんにちは
今日は私の癌経験について話したいと思います。
<初期症状>
6月中ごろから、何か胃が小さくなったかのように、食べられる量が減ってきたのに気が付きました。
そのうち食べないと体力落ちると思い無理にでも食べようとすると戻しそうになりました。
7月中ごろになると少し食べても戻しそうになり、体力も落ちて着ましたので病院で胃カメラ検査をすることにしました。
検査結果はかなり進んだ胃ガンということでしたが、その病院は手術設備が無く、手術できる病院を紹介してもらいました。
<治療法について>
紹介してもらった病院では消化器内科で精密検査をしましたが、胃の全摘出手術か抗がん剤治療かどちらにするか問われたので、全摘出手術をお願いしました。
ところが外科の担当医は「腹を開いて手術が無理と判断になったらそのまま閉じて抗がん剤治療をすることになるので、腹を開く負担をなくして初めから抗がん剤治療を薦める」と言うのです。
私はダメ元でも良いから全摘出手術を希望したところ、消化器内科の担当医が手術を引き受ける病院を探し紹介状を書いてくれました。
松戸市にある最新設備・システムの「新東京病院」でした。
<手術の経過>
8月5日に手術をしました。
術後の傷から出る血液や体液を排出するため、左右2本の管をお腹からぶら下げ、その他静脈に点滴の管、合計3本の管をぶら下げることになりました。
そんな状態にも関わらず、手術の翌日から歩くように言われました。その方が回復が早くなるとかで。
今まで点滴だけで身になるものを食べていないし、傷の痛さと腹に力が入らない状態で歩くのは結構きつかったです。
傷が塞がり体液排出の管がはずされ、点滴の管1本だけになり、食事も重湯と流動物が提供されるようになりました。
3分粥、5分粥、全粥と徐々に固形物の食事になって行きます。
その間にもリハビリの歩くこと、足の開脚力訓練・閉脚力訓練、ツッパリ力訓練、階段登り降りなど、退院に向けてトレーニングが課されます。
そして術後10日頃、点滴もはずされ退院を勧められましたが、家庭の事情で14日後の8月19日に退院しました。
胃の全摘出手術でも10日位の入院で済んじゃうんですね。
<自宅療養>
癌の進行状態によって4つのステージに分類され、さらに各ステージはabcdの4つのランク付けになっています。
私はステージⅡa で殆どステージⅠに近く、胃の他に転移は全く無いが予防のためにTS-1という抗がん剤を4週間飲み、2週間休む6週サイクルの治療を続けることになりました。
この抗がん剤は癌を消滅させるためのものではなく、新たな癌の転移を予防するためのものなので強くなく、副作用はありませんでした。人によっては副作用が出るということですが・・・
6週サイクルが終わると通院して血液検査をし、次回の抗がん剤を貰います。
10月5日に血液検査に行きましたが、異常なしで安心しました。
<食事について>
胃がないので、口が胃の代わりをするように、トロトロになるまで唾液をよく混ぜ噛み砕く必要が有ります。一回の食事に1時間以上掛かってしまいます。
また、胃袋にためておくということが出来ないので、食べられる量が少ないので3食の間におやつ代わりに食べ、一日5食取ることになりました。
食べ物の制限はありません。何でも食べられます。
胃の全摘出手術を受けて本当に良かったと思います。食事の楽しみは何にも変えがたいですから。
<最後に>
もし癌に掛かったことが分かったら、病院選びがその後の延命期間に大きく影響することになるだろうということを肝に銘じておいた方が良いと思います。
それでは、この辺で
またお会いしましょう。
今日は私の癌経験について話したいと思います。
<初期症状>
6月中ごろから、何か胃が小さくなったかのように、食べられる量が減ってきたのに気が付きました。
そのうち食べないと体力落ちると思い無理にでも食べようとすると戻しそうになりました。
7月中ごろになると少し食べても戻しそうになり、体力も落ちて着ましたので病院で胃カメラ検査をすることにしました。
検査結果はかなり進んだ胃ガンということでしたが、その病院は手術設備が無く、手術できる病院を紹介してもらいました。
<治療法について>
紹介してもらった病院では消化器内科で精密検査をしましたが、胃の全摘出手術か抗がん剤治療かどちらにするか問われたので、全摘出手術をお願いしました。
ところが外科の担当医は「腹を開いて手術が無理と判断になったらそのまま閉じて抗がん剤治療をすることになるので、腹を開く負担をなくして初めから抗がん剤治療を薦める」と言うのです。
私はダメ元でも良いから全摘出手術を希望したところ、消化器内科の担当医が手術を引き受ける病院を探し紹介状を書いてくれました。
松戸市にある最新設備・システムの「新東京病院」でした。
<手術の経過>
8月5日に手術をしました。
術後の傷から出る血液や体液を排出するため、左右2本の管をお腹からぶら下げ、その他静脈に点滴の管、合計3本の管をぶら下げることになりました。
そんな状態にも関わらず、手術の翌日から歩くように言われました。その方が回復が早くなるとかで。
今まで点滴だけで身になるものを食べていないし、傷の痛さと腹に力が入らない状態で歩くのは結構きつかったです。
傷が塞がり体液排出の管がはずされ、点滴の管1本だけになり、食事も重湯と流動物が提供されるようになりました。
3分粥、5分粥、全粥と徐々に固形物の食事になって行きます。
その間にもリハビリの歩くこと、足の開脚力訓練・閉脚力訓練、ツッパリ力訓練、階段登り降りなど、退院に向けてトレーニングが課されます。
そして術後10日頃、点滴もはずされ退院を勧められましたが、家庭の事情で14日後の8月19日に退院しました。
胃の全摘出手術でも10日位の入院で済んじゃうんですね。
<自宅療養>
癌の進行状態によって4つのステージに分類され、さらに各ステージはabcdの4つのランク付けになっています。
私はステージⅡa で殆どステージⅠに近く、胃の他に転移は全く無いが予防のためにTS-1という抗がん剤を4週間飲み、2週間休む6週サイクルの治療を続けることになりました。
この抗がん剤は癌を消滅させるためのものではなく、新たな癌の転移を予防するためのものなので強くなく、副作用はありませんでした。人によっては副作用が出るということですが・・・
6週サイクルが終わると通院して血液検査をし、次回の抗がん剤を貰います。
10月5日に血液検査に行きましたが、異常なしで安心しました。
<食事について>
胃がないので、口が胃の代わりをするように、トロトロになるまで唾液をよく混ぜ噛み砕く必要が有ります。一回の食事に1時間以上掛かってしまいます。
また、胃袋にためておくということが出来ないので、食べられる量が少ないので3食の間におやつ代わりに食べ、一日5食取ることになりました。
食べ物の制限はありません。何でも食べられます。
胃の全摘出手術を受けて本当に良かったと思います。食事の楽しみは何にも変えがたいですから。
<最後に>
もし癌に掛かったことが分かったら、病院選びがその後の延命期間に大きく影響することになるだろうということを肝に銘じておいた方が良いと思います。
それでは、この辺で
またお会いしましょう。