農業生物資源研究所(National Institute of Agrobiological Sciences、NIAS)の宇賀優作(Yusaku Uga)主任研究員らの研究チームは、浅根の水稲に深根にかかわる遺伝子を組み換えて、重度の旱魃でも収穫量が約30%減、中度の旱魃ではほとんど影響なし、の深根の新水稲品種を開発することに成功したようです。

詳しくは:↓↓↓
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2960021/11136898

 世界各地で旱魃による食料不足が起こっていますが、この深根水稲によって多くの人の命が救われることになるでしょう。
 
 遺伝子組み換え植物というと、モンサントの殺虫剤組み込み植物のような、悪いイメージばかりではなく、無害で旱魃に強い、この深根水稲のように人類のために大きな貢献が出来るものも、今後沢山作られていくことでしょう。

 遺伝子組み換えには「悪い遺伝子組み換え」、「良い遺伝子組み換え」があることを知って、何でもかんでも「遺伝子組み換えはだめ」という短絡思考は改めたいものです。