ノーベル化学賞受賞者、根岸英一博士は 「人生での最大の決断は?」 の 質問に 「強いて言えばフルブライト奨学金を受けてアメリカに行ったことだろう。」と答えています。そして、日本の学生が海外の教育環境を経験することを勧めています。

ところが 「イイココロ!クリック募金」の中の記事に:

 現在米国の大学に在籍する日本人の数は2000年に比べて52%、大学院生は27%も減少しました。
 一方、過去10年で米国の大学で学ぶ中国人の数は 164%、インド人は190%も増えました。名門ハーバード大学についても、ここ15年の中国人、韓国人、インド人の学生数は倍以上に増えています。2009年、アメリカの名門ハーバード大学に入学した日本人の数は1人です。
参考: 「クーリエ・ジャポン 2010年8月号」講談社

 とありました。これは中学・高校の英語教育が大学入試を目的にしたもので、使える英語教育になっていないためだと思います。大学入試英語が使える英語能力テストになっていないことが最大の原因だと思いますので、大学入試英語はコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力がテストされる「IELTS(International English Language Testing System|)(アイエルツ)」方式に変える必要があります。日本人は語学音痴なんかじゃありません。学校の間違った英語教育にあるだけでしょう。その元凶は大学入試英語に右へならえの中学・高校の英語教育だと思います。

 大学の入試英語を「IELTS(アイエルツ)」方式にすることで、日本人の英語コンプレックスはなくなるでしょう。今すぐには無理がありますから、6年後からは大学の入試英語を「IELTS」にするという法整備をすることで、日本の英語教育を改革しましょう。それが日本社会の活性化に大きな力になると思います。




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